v6プラス徹底解説!IPv6との違いは?実際の速度や注意点もわかりやすく解説

 

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光回線について調べていると"v6プラス"という言葉をよく聞く方も多いのではないでしょうか。

"v6プラス"について調べていると今度はIPv6、IPv4やIPv4 over IPv6、IPv6 IPoEなど、どんどんわからない言葉がでてきて余計わからなくなる…。

「どれも似たような言葉で一体何の違いがあるのかわからない」
「それぞれの意味を調べてもいまいち理解できない」
「光回線はキャンペーン内容も複雑だけどよくわからない言葉でさらに頭が痛くなる…」

"v6プラスは速い"となんとなく理解している程度でも問題ないんですが、v6プラスをちゃんと理解するとv6プラス対応Wi-Fiルーターの選び方などv6プラスに関連する他のことも理解できるようになります。

光回線に対しての知識も増え役立つことがたくさんあるんです。

ただv6プラスを理解するためにはIPv6やIPoEなどについても知っておく必要があります。

このブログでは初心者の方でもわかりやすいように図解つきで順番に丁寧に解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

きっと理解を深めることができますよ。

 

ネコさや

この記事ではv6プラスについてわかりやすく丁寧に図解つきで解説しています

 

この記事はこんなお悩みを解決します
・v6プラスとは何かいまいちわからない
・v6プラスとIPv6の違いがわからない
・IPv4とIPv6の違いがわからない
・IPoEとPPPoEの違いがわからない
・IPv4 over IPv6が何なのかわからない
・v6プラスとtransixとXpassの違いがわからない
・v6プラスを利用するとゲームができなくなる?本当のところを知りたい

 

 

 

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ネコさや

マンションで光回線を利用する場合は「光配線方式/LAN配線方式/VDSL方式」と3つの接続方式があり、速度がそれぞれ違います。詳しくは下記のブログをご覧ください。

 

目次

v6プラスとIPv6の違いは?


v6プラスとIPv6の違い…。

まずはここですよね。

一般的には「v6プラス=速い」「IPv6=速い」とイメージをもつ方もいるかもしれませんが、この2つは全く別々の意味です。

言葉が少し似ていますが技術的な意味としては全く違う意味なんです。

技術的な部分で説明すると難しくなってしまうため次の項目から少しずつ解説していきますが、私たちに影響がある部分で簡単に言うとv6プラスとIPv6で閲覧できるWebサイトが違うんです。

 

v6プラスとIPv6は閲覧できるWebサイトが違う


v6プラスとIPv6の違いは閲覧できるサイトに違いがある

 

v6プラスの場合は全てのWebサイトを閲覧することができますが、IPv6の場合は閲覧できるWebサイトが限定されてしまいます。

人気があるサイトで言うと、ヤフーやショッピングサイトのアマゾン・楽天、SNSのTwitterやtiktokなどはv6プラスであればサイトにアクセスして閲覧することができますが、IPv6の場合はアクセスすることが出来ないため閲覧できません。

なぜこんなことが起きるのでしょうか?

実はWebサイトにはIPv6に対応しているWebサイトと、IPv6非対応の2つのWebサイトが存在しているんです。

 

IPv6対応サイトとIPv6非対応サイトの2つがある


IPv6対応サイトと非対応の2つのサイトがある

 

私たちが何気なく閲覧しているWebサイトにはIPv6に対応しているWebサイトと、IPv6に対応していない非対応の2つのWebサイトに分けられます。

プロバイダなどは私たちが不自由なくインターネットを利用できるようにしてくれているので、2つのWebサイトに分けられていることは私たちは意識する必要はないんですが、v6プラスやIPv6を理解するためには必要な知識となりますので簡単に説明していきますね。

IPv6に対応しているWebサイトはGoogleやYouTube、動画配信サービスのネットフリックスなどがありますが、IPv6に対応していないWebサイトはヤフーやアマゾン、楽天など大手のサイトを筆頭にたくさんあります。

v6プラスであれば全てのWebサイトを閲覧することができますが、IPv6の場合はIPv6対応済みのWebサイトしか閲覧できません。

IPv6対応とIPv6非対応、この2つの種類の違いは何でしょうか?

 

IPv6対応サイトと非対応サイトは全く違うルールが存在する


IPv6対応サイトと非対応サイトはルールが違う​
WebサイトにはIPv6に対応しているWebサイトとIPv6非対応の2つのWebサイトに分けられますが、この2つの違いはインターネット上で端末同士がやり取りを行うためのルールが全く違います。

例えば交通ルールをイメージするとわかりやすいんですが、道路交通法では歩行者は歩道がある場所を歩く、車はセンターラインの左側を走るなど交通の安全や円滑に走行できるように道路上でのルールが決められていますよね。

全ての人に対して同じ交通ルールが定められていないと車や歩行者はどのように走ればいいのかわからないため、違うルールの認識をもっている人同士では同じ道を走ることはできません。

 

IPv6対応(ルールA)とIPv6非対応(ルールB)はルールが違う
■ルールA:信号が赤の場合は停止する
■ルールB:信号が赤の場合は進む
ルールが違うため、同じ道を走ることはできません。

 

IPv6対応サイトと非対応サイトは互換性がない


IPv6対応サイトとIPv6非対応(IPv4)サイトの互換性はない

 

IPv6のルールを仮に"ルールA"だとすると、ルールAで送信した情報は同じルールAに対応している端末同士でインターネット通信を行います。

反対にIPv6非対応のルールを仮に"ルールB"だとすると、ルールBで送信した情報は同じルールBに対応している端末同士でインターネット通信を行います。

ルールAとルールBは互換性がないため、ルールA×ルールB同士ではインターネット上でお互いに直接やり取りを行うことができません。

道路交通法と同じようにインターネット上でも同じようなルール、決め事があります。

例えば家族や友人にメールや写真を送ったりする際にはデータを送る情報の形式やエラー発生時の対処方法などもルールとして定められています。

送信する側と受信する側が同じルールであれば相手にちゃんと送ることができますが、違うルール同士の場合は相手に送ることができずメールも届きません。

IPv6のルールでIPv6非対応サイトにアクセスしてもルールが違うためIPv6非対応サイトにたどり着くことができず、閲覧することができないというわけです。

 

v6プラスは全てのサイトが閲覧できる


IPv6のルールAとIPv6非対応のルールBは互換性がないため、ルールA×ルールB同士ではインターネット上でお互いに直接やり取りを行うことができません。

全てのサイトがIPv6に対応していればIPv6でやり取りを行えますが、そうもいかず残念なことにヤフーやアマゾン、楽天など大手のサイトを筆頭にIPv6に対応していないWebサイトがまだかなり多く残っています。

2023年1月時点で全世界での対応状況をみると約40%しかIPv6に対応していません。

日本だけでみると約49%。

世界に比べると日本はIPv6に対応しているWebサイトが多いですが、それでもまだ半数はIPv6に対応していません。

しかし企業側でもWebサイトをIPv6に対応させるのは、費用もかかるしシステム上などいろいろな問題もあるためすぐには対応できません。

そこで"v6プラス"の登場です。

ここでもう一度1番最初の[v6プラスとIPv6は閲覧できるサイトが違う]の話に戻りますが、v6プラスの場合は全てのWebサイトを閲覧することができる接続サービスなんです。

 

ルールが違う同士ではインターネット上でやり取りはできない
■〇ルールAの端末×ルールAの端末
■〇ルールBの端末×ルールBの端末
■×ルールAの端末×ルールBの端末→v6プラスの利用で〇になる

 

Google では、Google ユーザー間での IPv6 接続の利用状況を継続的に測定しています

IPv6利用の統計データ

 

v6プラスとは


v6プラスとはインターネットを快適に利用できる接続サービス名​
ここでいよいよv6プラスについて解説していきたいと思います。

何度も繰り返しになりますが、IPv6とv6プラスの違いは閲覧できるWebサイトに違いがある、IPv6の場合はIPv6に対応しているWebサイトのみ閲覧可能、v6プラスはIPv6対応+非対応含め全てのWebサイトが閲覧可能でしたよね。

そもそもv6プラスとは何でしょうか?

実はv6プラスとはただの"サービス名"なんです。

何のサービス名かというと、インターネットを快適に利用できる接続サービス名のことです。

v6プラスはインターネットが速くなる方式でも仕組みでもありません。

ただの提供しているサービス名です。

実はv6プラスの接続サービスを提供している企業は私たちがインターネットの利用契約をするGMOとくとくBBやソネットなどのプロバイダではなく、VNE(Virtual Network Enabler)と呼ばれる事業者が提供しています。

VNE事業者とプロバイダが両者間で契約することにより、 プロバイダとインターネット利用契約をしている私たちがv6プラスの接続サービスを利用できるようになります。

 

v6プラスは「IPv6 IPoE接続」と「IPv4 over IPv6通信技術」の2つを提供する接続サービス


v6プラスとはIPv6 IPoE+IPv4 over IPv6のこと

v6プラスはインターネットを快適に利用できる接続サービス名ですが、具体的にはどんな接続サービスなんでしょうか?

具体的に言うとv6プラスは「IPv6 IPoE接続」と「IPv4 over IPv6通信」の2つの技術があわさった接続サービスなんです。

ここでよくわからない言葉がでてきますが簡単に解説すると

 

「IPv6 IPoE接続」=速度改善が期待できる
「IPv4 over IPv6通信」=全てのサイトを快適に閲覧できる

 

「IPv6 IPoE接続」と「IPv4 over IPv6通信」の2つの技術があわさることにより、v6プラスを利用すると全てのサイトでインターネットを快適に楽しめるというわけです。

v6プラス事体の意味としては「全てのサイトを閲覧可能にしながら速度改善が期待できる」接続サービスですが、ここでIPv6やIPv4、IPoEなどよくわからない言葉がでてきますよね。

1つ1つの意味も理解すると、よりv6プラスへの理解が深まりますので1つずつわかりやすく解説していきます。

「もうこれ以上の解説はいらない」「v6プラスの意味はとりあえずわかった」という方は読み飛ばしてくださいね。

 

※クリックするとその項目まで飛ぶことが出来ます。

 

IPv4とは


IPv4とはインターネット上でやり取りを行うためのルール第4版​

 

「WebサイトにはIPv6に対応しているWebサイトとIPv6非対応の2つのWebサイトに分けられる」と解説してきました。

そしてこの「2つの違いはインターネット上で端末同士がやり取りを行うためのルールが全く違う」とも解説してきました。

ルールというのがIPv6(IPv6対応)とIPv4(IPv6非対応)そのものなんです。

まずはIPv4から解説していきますね。

IPv4(アイピーブイヨン)とはインターネットプロトコルのバージョン4のことで英語にすると略称でIPv4(Internet Protocol Version 4)と呼びます。

インターネットプロトコルとはインターネット上で端末同士がやり取りを行う為のルールのようなもので、略称でIP(Internet Protocol)と呼びます。

つまりIPv4は簡単に言うとインターネット上でやり取りを行うためのルール第4版ということになります。

世界中のインターネット上でやり取りを行うためには世界共通の"ルール"が必要です。

例えば日本語⇔日本語であれば言葉は通じますが、日本語⇔英語の場合は言葉は通じません。

お互いの言語が違うとやり取りができないように、メールや写真を受け取るためには世界共通の"ルール"が必要です。

それが"IPv4"というわけです。

インターネットの発展と共に"IPv4"という世界共通の"ルールが"古くから利用されてきました。

 

IPv6とは


IPv6とはインターネット上でやり取りを行うためのルール第6版​

 

IPv4が理解できればIPv6も難しくはありません。

IPv6(アイピーブイロク)とはインターネットプロトコルのバージョン6のことで英語にすると略称でIPv6(Internet Protocol Version 6)と呼びます。

インターネットプロトコルとは[IPv4とは]でも解説したとおり、インターネット上で端末同士がやり取りを行う為のルールのようなもので、略称でIP(Internet Protocol)と呼びます。

つまりIPv6は簡単に言うとインターネット上でやり取りを行うためのルール第6版ということになります。

IPv6はv6(バージョン6)、IPv4はv4(バージョン4)のため言葉どおりIPv6はIPv4の次に登場した次世代のインターネットプロトコルです。

「IPv6はIPv4よりインターネット速度が速い」と言われることがありますが、IPv6とIPv4は単なるインターネット上で端末同士がやり取りを行うためのルールのようなものなので速さにはほとんど影響ありません。(速いと言われるのは"IPoE接続"のことですが、これは次の項目で解説しています)

よく聞く[IPv6アドレス]とはIPv6で指定されたIPアドレス(インターネット上での住所)のことなので、本来はIPv6とIPv6アドレスの意味は異なります。

簡単に解説すると、郵便で送る手紙には送り先である[住所]が記載されていますよね。

郵便配達員の方はどこに送ればいいのか、手紙に記載されてある[住所]をみます。

しかし郵便配達員の方は[送り先は住所を見る]ということを知っているから[住所]を見ることができます。

もし[送り先は住所を見る]こと事体を知らなかったら、手紙はどこに送ればいいのかわからないですよね。

インターネット上での世界でも[送り先は住所を見る]ことを指定しなければ、どこを見ていいのかわかりません。

そのためIPv6の規格(プロトコル)で[送り先には住所(IPv6アドレス)をみる]というルールを策定してあるんです。

[送り先には住所(IPv6アドレス)をみる]というルールが策定されているので、住所が記載されているIPv6アドレス宛てに向けてインターネット通信を行うことができるというわけです。(IPv4も同じです)

 

だいふく

IPv4/IPv6のv4またはv6がバージョン4と6という意味ならバージョン1,2,3,5もあるの?

 

ネコさや

実は4の前に0,1,2,3のバージョンがあったんだけど、いずれも試行錯誤のうえ開発途中でそのまま終わって採用されなかったの。5,7,8,9のバージョンもあるんだけどいろいろあってそのまま残骸として残ってしまい、採用されたのがv4とv6だけなんだよ。

 

IPv4とIPv6の違いをまとめると…

・IPv4はインターネット上でやり取りを行うためのルール第4版
・IPv6はインターネット上でやり取りを行うためのルール第6版
・IPv4とIPv6はルール(プロトコル)が全く違う
・IPv4とIPv6は直接的な互換性がない
・IPv4とIPv6は通信品質はほとんど変わらない(速くなると言われているのはIPv6 IPoE接続)
・IPv6はIPv4の次に登場した次世代のインターネットプロトコル
・IPv6に対応しているWebサイトは全世界でも約40%

 

IPoEとは


IPoEとはインターネットに直接接続を行う接続方式​

次は"速さ"に関係してくる接続方式について解説していきますね。

IPoE(アイピーオーイー)とはインターネットに直接接続を行う接続方式のことで、略称でIPoE(Internet Protocol over Ethernet)と呼びます。

IP(インターネットプロトコル)とはインターネット上で端末同士がやり取りを行うためのルールのようなもので、略称でIP(Internet Protocol)と呼びます。

Ethernet(イーサネット)とはパソコンやプリンタ、ゲーム機などの電子機器をケーブルで接続(有線LAN)した時にインターネット通信できるように定められた通信規格の1つです。

つまりIPoEとは簡単に言うとシンプルにインターネット接続ができる次世代の接続方式なんです。

IPoE接続は回線提供者であるNTT東西と、v6プラス提供者のVNE(Virtual Network Enabler)と呼ばれる事業者が連携し、回線内でユーザー認証を行いスムーズにインターネットに接続します。

インターネットの管理や運用はv6プラス提供者であるVNE事業者がおこなうため、プロバイダは私たちユーザーとのインターネット契約(アカウントや支払い管理等)のみの役割なんです。

IPv6でインターネット通信を行う場合はIPv6 IPoE接続方式が使われているため「IPv6は速い」(IPv6 IPoE接続は速い)という意味でも使われたりしています。

 

PPPoEとは


PPPoEとは直接接続された機器同士が通信を行うための接続方式​

 

PPPoE(ピーピーピーオーイー)とはイーサネット上でPPP接続を行う接続方式のことで、略称でPPPoE(Point to Point Protocol over Ethernet)と呼びます。

PPP(ピーピーピー)とはルーター同士などの通信機器が1対1(直接接続)で通信を行うための方式で、略称でPPP(Point to Point Protocol)と呼びます。

Ethernet(イーサネット)とはパソコンやプリンタ、ゲーム機などの電子機器をケーブルで接続(有線LAN)した時にインターネット通信できるように定められた通信規格の1つです。

つまりPPPoEとは簡単に言うとユーザー認証が毎回必要な接続方式なんです。

PPPoEはADSL登場時に作られ、インターネットの発展と共に利用されてきた接続方式です。

NTT東西が提供しているフレッツ回線に接続するにはPPPoEの使用が必要ですが、PPPoE使用時にプロバイダから提供された接続IDとパスワードが必要なのがPPPoEの特徴です。

IPv4でのインターネット通信を行う場合はIPv4 PPPoE接続での利用となり、PPPoE使用時のプロバイダ認証の仕組みが利用者が多くなる土日や夜間など混みあうポイントなんです。

プロバイダ認証の仕組みがいわゆる"PPPoEは遅い"と言われる理由となっています。

昔から使われているIPv4 PPPoE接続の技術がいまだに使われているんですね。

 

ネコさや

IPv4 PPPoE接続での利用者が少なくなれば、いずれは"遅い"問題が解消されるかもしれませんね。

 

ADSLとは?

ADSLとは、電話回線(メタルケーブル)を利用してインターネット接続を利用できるサービスです。
電話回線で電話とインターネット接続ができ、訪問工事の必要もなく安く利用できるため以前はたくさんの人に利用されていました。今は光回線(光ファイバーケーブル)が主流のため、ADSLの新規受付はすでに停止、2024年までには全てのサービスが終了することが発表されました。

 

IPoEとPPPoEの違いをまとめると…


IPv6 IPoE接続はインターネットに直接接続するため速度が速いがIPv4 PPPoE接続はプロバイダの認証があるため混みあう

 

それぞれの意味はなんとなくわかったけど、結局何がどう違うの?と思う方もいるかもしれません。

一言でいうと「IPoE接続は速い」「PPPoE接続は遅い」という理解でも大丈夫ですが、比べてみると違いがわかりやすいと思うので、IPoEとPPPoEの違いについてまとめてみました。

 

IPoEとPPPoEの違い

・IPv6はIPv6 IPoE接続方式が使われている(IPoE接続がいわゆる"速い")
・IPv4はIPv4 PPPoE接続方式が使われている(PPPoEがいわゆる"遅い")
・IPv6 IPoE接続ではプロバイダ接続/認証は不要(プロバイダ接続/認証は不要がいわゆる"速い"というより"遅くない")
・IPv4 PPPoE接続ではプロバイダ接続/認証は必要(プロバイダ接続/認証は必要がいわゆる"遅い")
・IPv4 PPPoEとIPv6 IPoE接続方式は全く違う方法で提供される

 

インターネット上でやり取りを行うにはIPv4またはIPv6でのインターネット通信を行いますが、IPv4ではIPv4 PPPoEが使われていてIPv6ではIPv6 IPoE接続が使われています。

IPv4 PPPoEはIPv4インターネットに接続するためにプロバイダ認証の仕組みを通らなければいけないため、時間帯によっては混みあい回線速度遅くなってしまう場合があります。

IPv6に対応するには様々な問題を解決しないといけないため、IPv6に対応していないWebサイトやサービスがまだたくさんあります。

もしIPv4 PPPoE接続でもIPv6 IPoE接続のように直接インターネットに接続して混みあうポイント(プロバイダ認証)を避けることができたとしたら1番いいですよね

それができる方法がすでにあるんです。

IPv4がプロバイダ認証の仕組みを経由せずにIPv4インターネット通信を行う方法として"IPv4 over IPv6"という通信技術が使われているんです。

 

規格 接続方式 速度
IPv6 IPoE 速度改善
IPv6 PPPoE 時間帯などによって遅延や不安定な通信
IPv4 PPPoE 時間帯などによって遅延や不安定な通信→IPv4 over IPv6で解決!

 

IPv4 over IPv6とは


IPv6非対応(IPv4)サイトの通信も高速で行う為に​IPv4 over IPv6という通信方式が重要​

 

v6プラスを理解するうえでIPv4 over IPv6という通信方式を理解することが非常に重要になってきます。

IPv4 over IPv6についてもわかりやすく簡単に解説していきますね。

IPv4 over IPv6​とはIPv6非対応(IPv4)をIPv6 IPoE経由で運ぶ通信技術のことで、IPv4 over IPv6(Internet Protocol Version 4 over Internet Protocol Version 6)と呼びます。

IPoE接続は直接インターネット接続を行う接続方式のため速度の改善が期待できますが、IPv4での通信ができるPPPoE接続は混みあうポイントを通過する接続方式のため、時間帯などによっては速度が低下してしまう可能性があります。

つまりIPv6に対応しているサイトであれば速い、対応していなければ遅い。ということです。

そこでIPv4 over IPv6という通信方式の登場です。

IPv6非対応(IPv4のみ)サイトの場合は、IPv4 over IPv6通信方式を利用すればIPv6専用道路でIPv6非対応(IPv4のみ)を運んでもらうことができ、混みあう道路を走らなくてもいいのでインターネットをいつでも快適に利用できるというわけです。

全てがIPv6に対応していればいいのですが、残念なことにヤフーやアマゾン、楽天など大手のサイトを筆頭にIPv6非対応(IPv4のみ)のWebサイトがまだかなり多く残っています。

これを解決する為に新たに開発されたのがIPv4 over IPv6という通信方式なんです。

このIPv4 over IPv6という通信方式を利用すれば、IPv6非対応(IPv4のみ)のWebサイトは現在利用者が多く混雑しているPPPoE接続でのネットワークを回避できるという素晴らしい通信技術です。

 

ネコさや

IPv4の速度改善をしたい場合はIPv4 over IPv6での通信方式での利用となります。

 

IPv6とIPv4のどちらの通信で行うのか誰が判断している?

インターネットにはIPv4とIPv6の2つの規格(プロトコル)があり、どちらかを使ってインターネット通信を行います。
「IPv4とIPv6のどちらのプロトコルを使うのか?」「誰が判断するのか?」といった疑問がでる方もいると思いますが、私たちが判断して選ぶことはありません。
私たちが利用しているパソコンのOSやWebブラウザなどのアプリケーション側が判断してIPv4またはIPv6を選択してインターネット通信を行っているため、私たちは意識してなくても大丈夫です。

 

v6プラスの特徴


ここまでv6プラスについて解説してきましたが、v6プラスの特徴をわかりやすくまとめてみました。

 

v6プラスの特徴

①夜間など混みあう時間でも、いつでも快適にインターネットを利用できる
②機器同士をつなげるだけ!接続ID/パスワードの設定は必要なく簡単にインターネットの設定が完了できる
※スマホ等をWi-Fiに接続する際にはWi-Fiのパスワード入力は必要です

 

「IPoE接続」で「プロバイダ認証の仕組み」を通らなくていいので「v6プラス=速い」と言われる理由がこれで納得できたかと思います。

また「IPv4 over IPv6」の通信技術でIPv4での通信もIPv6 IPoE経由でIPv4インターネットに接続できるため、PPPoE接続で遅いと感じている方はv6プラスを利用すれば速度の改善に期待はできるかと思います。

v6プラスはインターネットの速度の改善も期待できますが、ルーター設定時に接続用アカウントとパスワードを入力して設定する必要がないため、インターネット開通後の設定もとても速く終わることができるんですよ。

 

ネコさや

v6プラスの設定方法はとても簡単です

 

v6プラスの実際の速度は?


v6プラスを利用した場合は実際にはどのくらい速くなる(速度改善)のか気になりますよね。

v6プラス利用者の中でも実際の速度は使用しているパソコンやスマートフォンの性能、利用人数や利用台数、利用場所やWi-Fiルーターの性能など、様々な利用環境により変わりますので一概には言えないですが、実際の利用者の声は参考になりますよね。

v6プラスは私も利用しているため通信速度をテストしてみました。

 

通信速度テスト環境
■光回線: GMOとくとくBB光
■住宅の種類: 戸建て
■端末の種類:Windowsパソコン
■ネット接続方法:無線(Wi-Fi)
■Wi-Fiルーター:NEC製 NEC製 WG2600HS2(GMOとくとくBB光より無料レンタル)
■IPv4接続方式: IPoE + IPv4 over IPv6(v6プラス)
■IPv6接続方式: IPoE(v6プラス)
■計測日時:平日8時/日曜日20時
■測定方法:fast

 

v6プラスの平日8時と日曜日20時の実際の速度

 

用語がわからない!

●上り(UL)=SNS、YouTubeへ動画や写真を投稿する、メールを送信する、ファイルを共有する、オンライン会議をする(映像の送信)等
●下り(DL)=WebサイトやSNS、YouTubeを閲覧する、オンラインゲームをする、メールを受信する、アプリをインストールする、 動画や画像などのデータをダウンロードする等※下りの速さが最も重要!
●Mbps(メガビーピーエス)=1秒間にデータを送受信できる容量を表す単位。数値が大きいほど速い
●レイテンシ=操作をしてからの遅延時間。数値が小さいほど応答時間が速い

 

計測結果をみるとやっぱりv6プラスは十分速いですね。

v6プラス接続時にオンライン会議やYouTube・アマゾンプライムなどの動画、オンラインゲームなど利用していても「遅い」と思ったことはありません。

100Mbpsあれば動画もオンラインゲームも快適に利用できるので、とりあえずはインターネットの利用に支障はなさそうですね。

逆にv6プラスを利用しないとどれだけ遅くなるのか?

IPv4 PPPoE接続でも計測してみました。

通信速度テスト環境はv6プラスと同じです。

 

PPPoEの平日8時と日曜日20時の実際の速度

 

利用者が少ない平日の8時はv6プラスとそこまで変わりませんが、利用者が多くなる日曜日の20時は最悪ですね…。

1週間程度IPv4 PPPoE接続でインターネットを利用してみましたが、ゴールデンタイムは毎日"遅い"と感じました。

アマゾンプライムも途中で止まってしまったり、オンラインゲームもあまり文句を言って来ない家族に"遅い"と言われたほど。笑

もうIPv4 PPPoE接続は利用したくないですね。

 

 

v6プラスを利用する時の注意点


IPv4 PPPoE接続と比べると混みあう時間帯などによっては快適に利用できるv6プラスですが、利用する場合は注意点があります。

Webサイトを閲覧したり、オンラインショップで買い物をするような利用方法であれば特に何も注意することはありませんが、オンラインゲームやVPN接続をする場合など、特定のポートが必要になる場合は注意が必要です。

 

ネコさや

ポートとは簡単に言うとポート=扉のようなもので、 開放することで様々な通信を行う為の経路が確保できます。

 

※クリックするとその項目まで飛ぶことが出来ます。

 

それでは1つずつ見ていきましょう。

 

①v6プラスに対応しているWi-FiルーターまたはHGWが必要


v6プラスを利用するにはv6プラス対応のWi-FiルーターまたはHGW(ホームゲートウェイ)が必要

 

v6プラスを利用する場合はv6プラスに対応しているWi-FiルーターまたはNTTからレンタルされる対応ホームゲートウェイ(光電話対応ルータ)を使用しなければいけません。

v6プラスに対応していないWi-Fiルーターでもインターネット自体は利用できますが、その場合はIPv4 PPPoE接続のみが利用可能となり時間帯などによっては回線速度が遅くなる可能性があります。

NTTからレンタルされる機器は契約している内容によって違いますので、状況に応じてWi-Fiルーターも用意しなければいけません。

新規で申し込んだ際に「ひかり電話」の契約も一緒に行った場合は[ONU一体型ホームゲートウェイ]、「ひかり電話」の契約はしなかった場合は小さめのONU(光回線終端装置)がNTTから送られてきます。

v6プラス対応のWi-Fiルーターを無料レンタルできる光回線を選べば特に迷うことはないですが、もし市販のWi-Fiルーターを使用する場合は"v6プラスに対応しているWi-Fiルーター"を購入する必要があります。

市販のv6プラス対応Wi-Fiルーターを購入する場合はこちらのv6プラス(IPv6/IPv4インターネットサービス)に該当の機器の一覧が掲載されていますのでご参考ください。(外部ページが新規タブで開きます)

 

ネコさや

v6プラスは対応しているWi-Fiルーターが多いので初心者でも選びやすいです。楽天ひかりが提供しているXpass(クロスパス)は対応Wi-Fiルーターが限られているので初心者には選定が難しいです。

 

v6プラスに対応していないWi-Fiルーターを使用した場合はどうなる?

■v6プラスに対応しているWi-Fiルーターを使用:v6プラス※いつでも高速通信
■v6プラスに対応していないWi-Fiルーターを使用:IPv4 PPPoEで接続※時間帯などによって遅延や不安定な通信

 

 

②v6プラスやtransix、Xpassなど他のIPv6サービスとは併用できない


乗り換え元の光回線のv6プラスがちゃんと解約処理されていないと​乗り換え先の光回線でv6プラスが開通できない(併用不可)​

 

v6プラスとは簡単に言うと「インターネットをいつでも快適に利用できる接続サービス」のことですが、v6プラスと同じようなサービスが他にもあり、それぞれ併用することはできません。

例えばエキサイトMEC光のtransix(トランジックス)、楽天ひかりのXpass(クロスパス)などプロバイダによって提供している接続サービスが違います。

それぞれのサービス名や細かい部分で違いはありますが、どのサービスもv6プラスと同じように「インターネットをいつでも快適に利用できる接続方サービス」のことで、[インターネットをストレスなく快適に利用する]という観点で見ると同じです。

通信品質に差はありません。

v6プラスと同じようにtransixやXpassなどのサービスを提供している企業はGMOとくとくBBなどのプロバイダではなく、 VNE(Virtual Network Enabler)と呼ばれる事業者が提供しています。

技術的な理由から私たちユーザーが利用できるVNE事業者は1社だけという制約がありますので、 ひとつの回線契約で同時に複数のVNEと契約することはできません。

併用ができなくても特に問題がない人が多いと思いますが、気をつけないといけないのは「事業者変更」や「転用」の時で乗り換え元の光回線でIPv6サービスを利用していて、乗り換え先でもIPv6サービスを利用する場合です。

「事業者変更」とはソネット光プラスやGMOとくとくBB光と同じようにフレッツ光の回線を借りて提供している光コラボと呼ばれる光回線同士での乗り換えのこと、「転用」とはフレッツ光から光コラボへ乗り換えることです。

乗り換え元の光回線でIPv6サービスを利用している場合はIPv6サービスの廃止手続きが完了していないと、GMOとくとくBB側でv6プラスの開通を進めることができません。

廃止手続きがスムーズにいけば開通日当日にGMOとくとくBB光のv6プラスが利用できたケースもありますが、乗り換え元のプロバイダの作業スピードなどによりv6プラスが利用できるまで1週間程度かかる場合があります。

 

新規開設・転用・事業者変更の違いは?

【新規】NURO光やコミュファ光など独自回線の光回線を利用している/光回線が敷接されていない
【転用】NTTが提供するフレッツ光回線を利用している
【事業者変更】光コラボレーション事業者を利用している(例:ドコモ光/ソネット光/ビッグローブ光等)

 

ネコさや

IPv6サービスは併用できないため、v6プラス×v6プラス/v6プラス×transixなどは利用不可です。プロバイダにより提供しているIPv6サービスが違いますがどれも併用はできません。

 

※横へスライドすると全ての項目が表示されます→
光コラボ IPv6サービス名
GMOとくとくBB光/enひかり/おてがる光/@nifty光/ソネット光プラス/スマート光/DTI光等​ v6プラス(ブイロク プラス)
enひかり/エキサイトMEC光/IIJmioひかり​ transix(トランジックス)
enひかり/楽天ひかり​ Xpass(クロスパス)
ビッグローブ光​ IPv6オプション/
IPv6オプションライト
ahamo光/OCN光(新規受付終了)​ OCNバーチャルコネクト
ソフトバンク光​ IPv6高速ハイブリッド
IPv6 IPoE + IPv4
Asahiネット​ v6コネクト
ドコモ光 プロバイダによる
※DTI光は申し込み時期によって提供IPv6サービスが違います。詳しくはIPv6(IPoE)接続サービス 対応機器一覧をご確認ください。

 

ネコさや

転用/事業者変更の時はIPv6サービスの切り替えでトラブルが発生する場合があります。
下記の記事では"v6プラス"への切り替えトラブル事例について原因と対応策について紹介していますが、他のIPv6サービス(transixやXpassなど)にも当てはまる事例です。

 

③オンラインゲームや防犯Webカメラなど一部のサービスが利用できない場合がある


v6プラスはポート開放できるが、ポート開放ができないtransixとXpassでは一部通信ができない可能性がある

 

v6プラスは平日の夜間や土日など混みあう時間帯でも快適にインターネットを利用することができるというメリットがありますが、デメリットとして一部のサービスが利用できない場合があります。

動画やWebサイトの閲覧などには影響はなく、ほとんどの人には問題になることはありませんが、対戦相手との通信を行う一部オンラインゲームやWebサーバーの公開、VPN接続など、特定のポートが必要な場合は利用できないサービスが出てきてしまいます。

ただ「v6プラス」の場合は他のIPv6接続サービス「transix」や「Xpass」とは違い私たち側でポートを開放することができるため、特定のポートが必要なサービスの場合はポート開放を行えば通信ができる場合があります。

ただし「v6プラス」は各ユーザーごとに利用できるポート番号が240個と制限されており、ポートを開放する場合は利用できるポート番号の範囲内を指定しないといけません。

割り振られていないポート番号を利用して特定のポートを開放することはできません。

ポート開放を行うにはまず自分に割り当てられているポート番号を確認してから手動でポート番号の変換設定を行うことで、特定のポートが必要なサービスと通信を行えますが、SCTPやPPTPなどの特定のプロトコルを利用するサービスは利用できません。

 

影響がでる可能性がある一部通信(例)
①VPN接続対応ルーターの利用
②NASへの外部からのアクセス
③外出先から防犯カメラ等のネットワークカメラを閲覧する
④自宅に設置したWebサーバを公開する
⑤対戦相手との通信を行うオンラインゲーム

 

ネコさや

自己責任となりますが、v6プラスで利用できないサービスの時だけIPv4 PPPoE接続で利用することもできます。
実際に併用した手順は下記の記事をご覧ください。※プロバイダにより併用できる場合とできない場合があります。

 

v6プラスとtransixとXpassの違い


v6プラスのような「インターネットをいつでも快適に利用できる接続方式」のサービスはv6プラス以外にもtransixやXpassなどがありますが、何が違うのでしょうか?

実は、通信品質に差はない為[インターネットをストレスなく快適に利用する]という観点で見ると違いはありません。

私たちから見ればIPv6(IPoE)接続という1つの接続方式のようにみえますが、実はIPv6(IPoE)接続サービスといっても各事業者で異なる技術が採用されています。

複数の実現技術があるため、VNE事業者も複数いるということです。

技術的な面でそれぞれのサービスには違いはありますが、動画やWebサイト閲覧の目的のみでインターネットを利用している場合は特に違いによる影響はないため、 v6プラスでもtransixでもXpassでもどれを選んでも問題ありません。

 

ネコさや

おすすめは「v6プラス」です。
理由は
・ポートの開放ができる
・対応ルーターが多い
・対応プロバイダが多いからです。

 

※横へスライドすると全ての項目が表示されます→
IPv6(IPoE)接続サービス名 提供VNE事業者 その他利用可能プロバイダ一体型光回線
v6プラス(ブイロク プラス) 日本ネットワークイネイブラー株式会社(KDDI系列)​ enひかり/おてがる光/@nifty光/ソネット光
GMOとくとくBB光(光アクセス)等​
transix(トランジックス) インターネットマルチフィード株式会社​(NTT系列) enひかり/エキサイトMEC光/IIJmioひかり​
Xpass(クロスパス) アルテリア・ネットワークス株式会社​ enひかり/楽天ひかり​

 

ネコさや

「もっと3種類の違いを詳しく知りたい!」という方は下記の記事をご覧ください。

 

合併に伴う称号変更について(日本ネットワークイネイブラー株式会社)

2023年1月にv6プラスを提供しているVNE事業者の日本ネットワークイネイブラー株式会社と日本インターネットエクスチェンジ株式会社が合併したことにより商号が株式会社JPIX(ジャパン・インターネット・クロッシング)に変更しました。
v6プラスの提供については今までと変わりません。

合併後の商号等に関するお知らせ

 

v6プラスとv6プラス対応ルーターが利用できる光回線は?


インターネットを快適に利用したい場合はv6プラスの利用は欠かせません。

最近ではv6プラスを取り扱っている光回線が増え、多くの光回線ではv6プラスを利用できるようになりました。

インターネットの管理や運用はv6プラス提供者であるVNE事業者がおこなうため、プロバイダは私たちユーザーとのインターネット契約(アカウントや支払い管理等)のみの役割です。

そのため実際はどの光回線(プロバイダ)に申し込んでもv6プラスを利用するならば、インターネット環境が同じなので回線速度は同じなんです。

それでは何を基準に光回線を選べばいいのでしょうか?

それは各光回線が提供しているサービスや価格です。

同じインターネット環境であれば安くてサービスがいいほうが嬉しいですよね。

 


最新の情報は随時チェック

キャンペーンの内容等は2024年4月時点の内容で反映しています。
価格や特典内容などの情報は毎月調査を行い変更点を確認次第、随時更新していきますが最終的な正しい情報は申し込み先サイトをご確認ください。

 

ネコさや

ソネット光プラスは2024年3月1日より新規申込の受付が停止され、代わりに別のサービスとしてSo-net 光 Mが提供開始しました。

 

※横へスライドすると全ての項目が表示されます→
※利用可能エリアは全国(フレッツ光と同じ)です
※全て回線+プロパイダーがセットになったサービスです
※全て税込
GMOとくとくBB光 ソネット光 @nifty光 enひかり おてがる光
縛り なし 2年 3年 なし なし
v6プラス 無料 無料 無料 198円/月 165円/月
v6プラス対応Wi-Fiルーター 無料 無料 無料※2年のみ 1,100円で購入 330円/月※1
戸建て月額 4,818円 6,138円 5,720円 4,620円 4,708円
マンション月額 3,773円 4,928円 4,378円 3,520円 3,608円​
スマホ割 なし​ 【UQ mobile】​
トクトク・ミニミニ:1,100円
S/M:638円
L:858円/月を割引​
※ただし光電話(月額550円)への申し込みが必要 (最大10回線まで​)

【au】​
月額550円または1,100円引き/1人ごと​
※ただし光電話(月額550円)への申し込みが必要 (最大10回線まで​)
【UQ mobile】​
トクトク・ミニミニ:1,100円
S/M:638円
L:858円/月を割引​
※ただし光電話(月額550円)への申し込みが必要 (最大10回線まで​)​

【au】​
月額550円または1,100円引き/1人ごと​
※ただし光電話(月額550円)への申し込みが必要 (最大10回線まで​)​​
【UQ mobile】【ahamo】【povo】​
月額110円引き (上限110円)​
なし​
特典 ①工事費実質無料
②全員に5,000円キャッシュバック→当サイト限定で30,000円に増額中
③他社サービス乗り換えで最大60,000円キャッシュバック
④Wi-Fiルーター無料レンタル
①工事実質無料​
②新規50,000円キャッシュバック​
③転用/事業者変更40,000円キャッシュバック​
①新規30,000円キャッシュバック​
②Wi-Fiルーター最大25ヵ月無料
①v6プラス申し込み(+198円)でv6プラス対応Wi-Fiルーターが1,100円で購入できる ①工事費実質無料
②Ipv6オプション無料
③【新規】月額料金初月無料
④【転用/事変】1年間月額料金550円引き
※1 HGW(ホームゲートウェイ)に無線LANカードを利用

 

 

ネコさや

私は違約金負担をしてくれるGMOとくとくBB光に最近乗り換えました!GMOとくとくBBはv6プラスを早くから取り扱っていてVNE事業者から表彰されている信頼のある企業です。4年連続で『「v6プラス」最優秀パートナー賞』を受賞(外部ページが新規タブで開きます)

 

 

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v6プラス固定IPアドレスが利用できる光回線は?


対戦相手との通信を行うなど一部のオンラインゲームなど、特定のポートが必要な場合はv6プラスに接続することで利用できなくなるサービスがあります。

その場合は自由にポートを開放することができる自分専用の固定IPアドレスの利用がおすすめです。

多くの光回線では「固定IPアドレス(IPv4アドレス)」の提供は行っていても、v6プラスでは利用できずIPv4 PPPoE接続のみでの利用となります。

enひかりの場合はIPv6インターネット上で接続利用ができる「固定IPアドレス(IPv4アドレス)」を提供しています。

つまりv6プラスで提供しているIPv4 over IPv6技術(IPIP方式)によりIPv6インターネット上で「固定IPアドレス(IPv4アドレス)」でのインターネット接続を行うことができるので、速度が遅くなることなくオンラインゲームができるということです。

 

v6プラス固定IPアドレスはenひかりがおすすめ!

①固定IPアドレスは最安値の770円/月(v6プラスでの利用は+198円/月)
②月額料金も最安値
③回線+プロパイダーがセットのサービスのため支払いが一カ所のみ
④縛り/違約金なし
⑤UQ mobile,ahamo,povoの利用者は月額料金110円引き
⑥フレッツ光と同じ回線を利用している光コラボ(最大1Gbps)

 

ネコさや

他にも数件の光回線でv6プラスの固定IPアドレスの提供を行っていますがenひかり以外はおすすめできません。理由は「回線が別料金で支払いが面倒」「enひかりのほうが安い」からです。

 

 

v6プラスとXpassで使える!固定IPアドレスも最安級!enひかり
格安SIM/スマホの様な「格安光回線」としての位置づけを目指している
enひかりは光回線業界最安値
【enひかりの特徴】
・縛り/違約金なし​
・格安スマホセット割(UQモバイル/ahamo/povo)​
・光コラボ業界最安値(プロバイダ/光回線のセット料金)
・フレッツ光と同じ回線を利用している光コラボ(最大1Gbps)
・10Gbpsの超高速も業界最安値、最低利用期間なし​
・v6プラス、transix、Xpassなど付加サービスも充実​
・ずっと月額料金安いシンプルな料金プラン

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「他のv6プラス固定IPアドレスを提供しているプロバイダを確認したい!」という方はこちらのv6プラス固定IPサービス 対応ISP事業者一覧をご覧ください。(外部ページが新規タブで開きます)

 

v6プラスに接続されているかを確認する


v6プラスの接続設定が完了したら、v6プラスに接続されているか確認をしたいですよね。

こちらのv6プラス判定ページにアクセスするだけで簡単に確認することができます。

このv6プラス接続テストはGMOとくとくBB光公式で案内されている接続テストですが、GMOとくとくBBのプロバイダを利用していない方でもテストは行えます。

詳細はGMOとくとくBB光公式私は現在v6プラスで繋がっていますか?をご確認ください。

 

 

ネコさや

「もっと速度がほしい!」と悩んでいる方は10ギガの光回線に乗り換えすると解決できる可能性があります!

 

v6プラス(IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6​)についてよくある質問


Q1.ひかり電話を解約したらv6プラスに接続できなくなった

A1.ひかり電話を解約するとNTTからのレンタル機器HGW(ホームゲートウェイ)の無線LAN機能は停止され、ONU(光回線終端装置)だけの機能となります。
v6プラスを利用するにはv6プラス対応のWi-Fiルーターを利用するしかありません。(ONUとWi-Fiルーターをケーブルで接続)

ひかり電話の解約と共にHGW側に設定したv6プラスが解約されてしまいため、v6プラス対応のWi-Fiルーターでv6プラスが利用できるように一度プロバイダにv6プラスの契約状況を確認しましょう。

 

ネコさや

私の場合はソネット光電話を解約した時に、v6プラスを再度利用できるようなるまで1ヵ月以上かかりました。
ソネット光の場合は、v6プラスがキャンセルされてから32 日以降経過しないと再度v6プラスの申し込みができないからです。再度v6プラスが開通するまではPPPoE接続を行っていました。

 

Q2.v6プラスが開通したらIPv4 PPPoE接続はできなくなる?

A2.契約しているプロバイダによります。
プロバイダによってはv6プラス開通後にPPPoEアカウントは廃止される場合がありますのでご利用のプロバイダにご確認ください。

 

Q3.v6プラスに接続したら利用できなくなったサービスがある。どうすればいい?

A3.特定のポートが必要な専用ネットワークのVPN接続や、一部のオンラインゲームなど割り振られていないポート番号の開放が必要な場合はv6プラスでは利用できません。
その場合はv6プラスを廃止してIPv4 PPPoE接続をするか、専用の固定IPアドレスでの利用となります。

 

ネコさや

「v6プラスとIPv4 PPPoEの併用」という選択肢もあります。 GMOとくとくBB光の場合はv6プラスとIPv4 PPPoEを併用できました。

 

まとめ


v6プラスについて図解付きで徹底解説しました。

一言でv6プラスと言っても、様々な技術が組み合わさっているため非常にわかりにくいですよね。

IPv4とIPv6、IPoEとPPPoE、IPv4 over IPv6について1つずつ順番に見ていくと理解がしやすいかと思います。

v6プラスを利用するとIPv4もIPv6 IPoE経由でインターネットに接続できるため、速度の改善には期待できますよね。

PPPoE接続の利用者が少なくなれば、もしかしたらPPPoE接続でもIPoE接続でも速度は変わらなくなるかもしれません。

とりあえず今の段階ではv6プラスの利用は必須です。

 

ネコさや

GMOとくとくBB光は"v6プラス"と"v6プラス対応Wi-Fiルーター"が無料で利用できます。私はソネット光プラスからGMOとくとくBB光に乗り換えました。

 

 

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【こんな人に特におすすめ】
・縛りなし/違約金なしがいい​
・IPv6(IPoE)接続対応のWi-Fiルーターを持っていない(無料レンタルあり)​​
・v6プラス対応Wi-Fiルーター&v6プラス込みの月額料金では1番安い
・複雑なキャンペーン内容は嫌になる
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だいふく
お疲れさまでした

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