【enひかり】v6プラスとtransixとXpassの違いを徹底解説
enひかりのIPv6(IPoE)接続サービスは、v6プラスとtransixとXpassの3種類がありますが、
どれを選んだらいいのかわからない
ですよね。

v6プラスとtransixとXpassのいずれかに申し込むとIPv6(IPoE)接続ができるようになりますが
それぞれ何が違うのでしょうか。

実は、3種類どれを選んでも通信速度や品質に違いはありません。

IPv6(IPoE)接続は、インターネットをいつでも快適に利用できる接続方式のことですので
基本的にはどれを選んでも同じなんです。

え?それじゃ何で3種類もあって、何がどのように違うのか全くわからないし、
3種類用意されている理由がわからない…。と思いますよね。

実は、ちゃんとした違いや、enひかりがあえて3種類から選べるようにした理由があるんです。

・v6プラスとtransixとXpassは何がどのように違うのか
・自分は何を選べばいいのか
・それぞれの特徴は何なのか
・注意点はあるのか

3種類の違いやおすすめ、選び方などについて徹底的に解説していきます。

ネコさや
v6プラスとtransixとXpassの3種類でどれを選べばいいのか迷っている人に
違いを簡単に解説します!


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この記事は下記のような方におすすめ
  • enひかりのオプションのv6プラス/transix/Xpassの違いを知りたい
  • v6プラス/transix/Xpassは有料だけど申し込んだほうがいいのかわからない
  • v6プラス/transix/Xpassどれを選んだらいいのかわからない
  • 通信技術のMAP-E(v6プラス)とDS-Lite(transix/Xpass)の違いを知りたい


v6プラス/transix/Xpassの違いは?

enひかりのIPv6(IPoE)接続は3種類ある
v6プラス(ブイロク プラス)、transix(トランジックス)、Xpass(クロスパス)の3種類の違いはなんでしょうか。

実は、通信品質に差はない為[インターネットをストレスなく快適に利用する]という観点で見ると違いはありません。

動画やWebサイト閲覧の目的のみでインターネットを利用している場合は、特に違いによる影響はない為
v6プラスでもtransixでもXpassでもどれを選んでも問題ありません。

ただ、細かい部分で違いがあるので1つずつ事前に確認をしていきましょう。

※クリックするとその項目まで飛ぶことが出来ます。

違い①v6プラスなどのサービス名が違う


v6プラス、transix、Xpassの3種類は、どれもIPv6(IPoE)接続の為、
通信品質に差はなく、インターネットを快適に利用するという観点では同じですが
その呼び名であるサービス名が違います。

サービス名とは、v6プラスやtransixなどの呼び名になるんですが、
実はこれらの接続サービスを提供している企業はenひかりなどのプロバイダではなく、
VNE(Virtual Network Enabler)と呼ばれる事業者が提供しています。

私たちから見れば、IPv6(IPoE)接続という1つの接続方式のようにみえますが
実はIPv6(IPoE)接続サービスといっても、各事業者で異なる技術が採用されています。

複数の実現技術がある為、VNE事業者も複数いるということです。

技術的な面でそれぞれのサービスにはがありますので、後ほど解説していきますが
ここでは[サービス名が違う]という部分だけ理解できれば大丈夫です。


※横へスライドすると全ての項目が表示されます→
IPv6(IPoE)接続サービス名 提供VNE事業者 その他利用可能プロバイダ一体型光回線
v6プラス(ブイロク プラス) 日本ネットワークイネイブラー株式会社(KDDI系列)​ おてがる光/@nifty光/ソネット光
GMOとくとくBB光(光アクセス)等​
transix(トランジックス) インターネットマルチフィード株式会社​(NTT系列) エキサイトMEC光/IIJmioひかり​
Xpass(クロスパス) アルテリア・ネットワークス株式会社​ 楽天ひかり​

ネコさや
IPv6(IPoE)接続を提供しているVNE事業者は、上記の3社以外にもあります。
2009年のサービス開始当初は技術的な制限により、下記の大手3社しかありませんでした。
・BBIX株式会社(ソフトバンク)
・日本ネットワークイネイブラー株式会社(KDDI系列)​
・インターネットマルチフィード株式会社​(NTT系列)
今ではたくさんのVNE事業者があるということなんですね。


プロバイダの役割


わたしたちは意識しなくても大丈夫なんですが、
VNE事業者とenひかりなどのプロバイダが、両者間で契約することにより、
私たちがこのv6プラスなどの接続サービスを利用できるようになります。

最近では、ほとんどのプロバイダ(またはプロバイダ一体型光回線)でIPv6(IPoE)接続が利用できますが、
どのVNE事業者とも契約していないプロバイダであれば、利用することはできません。

どのVNEと契約するのは、プロバイダによって異なりますので
プロバイダごとにサービス名が違ったり、有料オプションまたは無料だったり価格も変わってきます。

enひかりの場合は、v6プラス、transix、Xpassと3社のVNE事業者と契約しているので、
3つの接続サービスからどれかを選んで私たちは利用することができるというわけです。

ほとんどの光回線で選択できるのは、v6プラスなど1種類のみで最初から決められている為、
そこまでIPv6(IPoE)接続の違いやVNE事業者について意識する機会はないですよね。

enひかりは、v6プラス、transix、Xpassと3社のVNE事業者と契約しているので、私たちユーザーはどのIPv6(IPoE)接続サービスを利用するのか3種類から選択できる
上の図のようにIPv6(IPoE)接続は、プロバイダではなくVNE事業者を通じて利用しますので
プロバイダは私たちユーザーとのインターネット契約(アカウントや支払い管理等)のみの役割となります。

つまり、同じIPv6(IPoE)接続サービスを利用しているプロバイダを選べば
IPv6(IPoE)接続の仕組み上、同じVNE事業者を経由する為どのプロバイダを選んでも同じということですね。


ネコさや
v6プラスのサービスは、enひかり以外にも
おてがる光やGMOとくとくBB光(光アクセス)も提供しているので
どのプロバイダを選んでも同じということです。
(プロバイダごとの独自サービスは違います)


違い②それぞれ利用できる機器(Wi-Fiルーター/HGW)が違う


enひかりでv6プラス/transix/Xpassを利用するにはそれぞれ対応しているWi-Fiルーターまたはホームゲートウェイが必要
enひかりでIPv6(IPoE)接続を利用するには、v6プラスなどそれぞれの接続サービスに対応している
NTT東西のHGW(ホームゲートウェイ)またはWi-Fiルーターが必要
です。

例えば、v6プラスを利用する場合は
NTT東西からレンタルする「v6プラス」対応のHGW(ホームゲートウェイ)または
「v6プラス」対応のWi-Fiルーターが必要です。

それぞれのプロバイダにより、HGWや(もしプロバイダからレンタルする場合は)Wi-Fiルーターが異なりますので
v6プラスなどの接続サービスに対応している機種なのか確認が必要です。

enひかりの場合、レンタルするHGWはどの機種もv6プラスとXpassではIPv6(IPoE)接続が利用できますが
transixだけは対応していません。


transixを選択する場合は、HGWではIPv6(IPoE)接続は利用できない為
「transix」対応のWi-Fiルーターでの利用が必要です。

※横へスライドすると全ての項目が表示されます→
IPv6(IPoE)接続サービス名 利用する為に必要な機器​
v6プラス(ブイロク プラス) NTT東西のHGWまたはv6プラス対応Wi-Fiルーター​​
transix(トランジックス) transix(DS-Lite)対応Wi-Fiルータ​​ー
Xpass(クロスパス) NTT東西のHGWまたはXpass対応Wi-Fiルータ​ー


ネコさや
enひかりでレンタルできるHGWは、v6プラスとXpassのみ対応しています
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違い③通信技術が違う


v6プラス/transix/Xpassの通信技術の違い​


※横へスライドすると全ての項目が表示されます→
IPv6(IPoE)接続サービス名 通信技術​
v6プラス(ブイロク プラス) MAP-E(Mapping of Address and Port with Encapsulation)
transix(トランジックス) DS-Lite(Dual-Stack Lite)
Xpass(クロスパス) DS-Lite(Dual-Stack Lite)
v6プラスにはMAP-E、transixとXpassはDS-Liteの通信技術が使われています。

この2つの大きな違いとして[IPv4アドレスを変換するNAT機能]の位置が違うという点があります。

一体なんのことかわからないですよね。

大丈夫です!

後ほど簡単に解説していきますが、その前になぜこのMAP-EまたはDS-Liteの通信技術が使われているのか知っておくと、
理解が深まりますので先に説明させてください。

実はWebサイトには、IPv6対応と未対応(IPv4)の2つのサイトが存在しています。

IPv6に対応しているサイトであれば、IPv6(IPoE)を利用できる接続方式となり、
現在、利用者が多く混雑しているIPv4(PPPoE)接続でのネットワークを回避する為、
より快適にインターネットを利用することができます。

つまり、IPv6に対応しているサイトであれば速い、対応していなければ遅い。ということです。

IPv6に対応していないWebサイトの場合は、IPv4(PPPoE)接続での利用となる為、
時間帯等によっては動作が遅くなってしまう
んです。

残念なことにヤフーやアマゾン、楽天など大手のサイトを筆頭に
IPv6に対応していない(IPv4のみ)Webサイトがまだかなり多く残っています。


これを解決する為に、新たに開発されたのがIPv4 over IPv6という通信方式です。

このIPv4 over IPv6という通信方式を利用すれば、IPv6に対応していない(IPv4のみ)Webサイトも
IPv6対応サイト同様にIPoE接続ができるので、速くなるというわけです。

IPv4 over IPv6という通信方式を実現する為に
v6プラスではMAP-E、transixとXpassではDS-Liteの通信技術が使われています。

IPv6非対応(IPv4)サイトの通信も高速で行う為に​  IPv4 over IPv6という通信方式が重要​
v6プラスではMAP-E、transixとXpassではDS-Liteの通信技術によって、
IPv6に対応していない(IPv4のみ)WebサイトでもIPoE接続ができるようになり、
全てのサイトでインターネットを快適に利用できるようになるというわけですが、
これが、v6プラスやtransix、Xpassと呼ばれる接続サービスになります。

これを式にすると…

v6プラス/transix/Xpass=IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6
※プロバイダによっては、IPv6 IPoE方式ではなくIPv6 PPPoE方式の場合もありますが
enひかりはIPv6 IPoE方式ですので、違いなどについてはここでは詳しい説明は省きます。

つまり、v6プラス/transix/Xpassというのは、IPv6対応サイトはもちろん、
IPv6に対応していない(IPv4のみ)サイトも、スムーズに通信できるIPoE接続ができるというサービスになります。

全てのサイトで快適にインターネットを利用できるという面では
v6プラス、transix、Xpassの3つともIPv6(IPoE)接続の為、通信速度には違いはありませんが、
技術的な面で違う部分がありますので、次で解説していきます。

ネコさや
IPv6(IPoE)接続をしていると必ずしも速いとは限りません。
実際の速度は使用しているパソコンやスマートフォンの性能、
利用人数や利用台数、利用場所やWi-Fiルーターの性能など、様々な利用環境により変わります。


MAP-E方式とDS-Lite方式の違い(NAT機能の場所が違う)


MAP-EとDS-Liteの違い(NAT機能の場所が違う)​


※横へスライドすると全ての項目が表示されます→
IPv6(IPoE)接続サービス名 通信技術​ NAT​
v6プラス(ブイロク プラス) MAP-E​​ 利用者側の機器にNAT機能がある(ステートレス)
transix(トランジックス) DS-Lite VNE側の機器にNAT機能がある​(ステートフル)​​
Xpass(クロスパス) DS-Lite VNE側の機器にNAT機能がある​(ステートフル)​​
MAP-E方式とDS-Lite方式の違いはなんでしょうか。

2つともIPv6に対応していない(IPv4のみ)Webサイトでも
IPv6(IPoE)接続方式を利用できるようにするIPv6移行技術というところは同じですが
(つまり、全てのサイトで通信速度の改善が期待できるという意味)
大きな違いとして[IPv4アドレスを変換するNAT(ナット)機能]の位置が違うという点があります。

NAT(Network Address Translation)とは、IPアドレスを別のIPアドレスに変換する技術のことです。

IPアドレスには大きく分けて、家庭内ネットワークで使われているプライベートIPアドレスと
インターネットに接続する為に使うグローバルIPアドレスと2種類あります。

家庭内で利用しているパソコンからインターネットに接続する場合、
割り当てられているIPv4アドレスはプライベートIPアドレスです。

プライベートIPv4アドレスは限定された範囲内での利用を前提としている為、
インターネットへの転送時にはグローバルIPアドレスに変換する必要があります。

そのIPアドレスの変換を行っているのがNAT(ナット)機能と呼ばれるものです。

家庭内で使われたプライベートIPv4アドレスをNAT機能でグローバルIPv4アドレスに変換してインターネットに接続する

MAP-Eでは、NAT機能がユーザー側のルーター(Wi-FiルーターやHGW)にありますが、
DS-Liteでは、VNE(v6プラスなどを提供している事業者)側にNAT機能があります。

それではNAT機能の場所の違いが、何に影響するのでしょうか。

NAT機能の場所の違いによる影響(ポート開放できる/できない)


NAT機能の場所が違うことによる影響は、ポートが開放できるかできないかに影響します。

※横へスライドすると全ての項目が表示されます→
IPv6(IPoE)接続サービス名 通信技術​ ポート転送(開放)​
v6プラス(ブイロク プラス) MAP-E​​ 可能​​※一部のポートの開放は行えない
transix(トランジックス) DS-Lite 不可​​
Xpass(クロスパス) DS-Lite 不可​​

MAP-Eでは、NAT機能がユーザー側のルーター(Wi-FiルーターやHGW)にある為、
ユーザー側でポートを開放することができますが、
DS-Liteでは、VNE(v6プラスなどを提供している事業者)側にNAT機能がある為、
ポートの開放を行うことができません。

ポートとは、簡単に言うとポート=扉のようなもので、
開放することで様々な通信を行う為の経路が確保できます。

つまり、今パソコンやスマートフォンでこのネコさやブログをご覧頂けるのにも、
通常のWebサイト(https://〇〇〇)の閲覧ができる特定のポート(443番)が
ネコさやブログのWebサーバー側で開放されている為、
このブログを多くの人に閲覧してもらえるというわけです。

でも、ポート開放を行い外部との通信を行えるということは、
逆に外部からの不審なアクセスを伴う危険性もあります。

ポート=扉なので、イメージとして常に家の扉を開けっぱなしにしていたら
誰でも入ってこれてしまうのは怖いですよね。

通常はセキュリティを強化する為、ポートには制限がかかっていますが、
特定のポート番号が必要な場合は、一部影響がでてくる通信がある為、
その場合はポート開放を行う必要があります。

ポート開放が必要な通信は、どのような場合でしょうか。

ポート開放ができないことによる影響


v6プラスはポート開放できるが、ポート開放ができないtransixとXpassでは一部通信ができない可能性がある


例えば、対戦相手との通信を行う一部オンラインゲームや
外出先から防犯カメラをチェックする等の場合は特定のポートが必要な場合があります。

その場合は、ポート開放を行うことで通信が可能となりますので
協力プレイや対戦などのオンラインゲームを行う場合は
ポート開放が行えるv6プラスを選択することをおすすめします。

DS-Lite方式のtransixとXpassはポート開放ができませんが、
enひかりのXpassの場合は、固定グローバルIPアドレス(770円/月)に申し込むことで
ポートを特定する通信が必要なオンラインゲームなども問題なく通信できるようになります。

IPアドレスは住所のようなものです。

グローバルIPアドレスを固定することで、住所がいつもと変わらず
インターネット上で通信しているパソコンなどのデバイスを特定できる為、通信ができるというわけです。

影響がでる可能性がある一部通信(例)
①VPN接続対応ルーターの利用
②NASへの外部からのアクセス
③外出先から防犯カメラ等のネットワークカメラを閲覧する
④自宅に設置したWebサーバを公開する
④対戦相手との通信を行うオンラインゲーム


ネコさや
多くのオンラインゲームは、ユーザ側に対して特定の送信元ポート番号を
要求していないようですが、ご自身で利用しているゲームについてご確認ください

MAP-E方式の特徴と注意点


MAP-Eの特徴
MAP-EもDS-Liteも、ヤフーやアマゾンなどIPv6に対応していない(IPv4のみ)
WebサイトでもIPoE接続ができるようになり、全てのサイトでインターネットを快適に
利用できるようになる通信技術というところは同じですが手法がそれぞれ違います。

それではMAP-Eの特徴は何でしょうか。

わかりやすく理解できるように、MAP-Eの特徴と注意点をまとめてみました。

MAP-Eの特徴は、VNE事業者から各回線契約者に共有で利用できる1つのグローバルIPv4アドレスと
ポート番号を割り振っていることです。

ただ、インターネットに接続する為に使う1つのグローバルIPv4アドレスを複数の利用者で共有する為、
どのユーザーが利用しているのかわからなくなってしまいますよね。

IPアドレスは住所のようなものです。

例えば犯罪の時などで犯人を特定する為にIPアドレスの開示を求めると
そのIPアドレスの利用者が複数人でてきてしまいます…怖

誰が利用しているのかわからない、ユーザーごとに識別する為に、
各回線契約者には1つのグローバルIPv4アドレスと、240個のポート番号の割り振りも行っています。

ポート番号は0~65535の番号があり、複数の範囲に分割し各ポート番号が各回線契約者に割り振られます。

私たち側にとっては、利用可能なIPv4アドレスとポート番号を確認し、
ポート開放が行えるという利点がありますが、利用できるポート番号は決められてしまいます。

その為、VPN接続などで利用可能なポート番号が制限されている場合に、
その番号が利用できない可能性がありますのでそこは注意が必要
です。

MAP-Eでは、各利用者のルーターにNAT機能があることにより、
ポート開放できるという利点に加え、VNE事業者側のルーターにNAT機器があるDS-Liteに比べて
負荷が分散され、低コストで実現しやすい方式
になっています。

ネコさや
各特徴には注意点もあります!


MAP-Eの特徴と注意点
特徴①各利用者のルーターにNAT機能がある為、ポート転送(開放)が可能
【注意点】ただし、利用できる送信元ポート番号が240個と制限されている。
各ユーザーごとに利用できるポート番号が変わる為、割り振られていないポート番号の開放はできない。

特徴②各利用者のルーターにNAT機能がある為、DS-Liteと比べるとシンプルな処理で済む
【注意点】VNE事業者側の負荷が分散されることにより低コストで実現しやすい為、プロバイダに低価格で提供できる(推測)
v6プラスのサービスを契約しているプロバイダが多いのは費用が安いから(推測)

特徴③複数の回線契約者で1つのグローバルIPv4アドレスを共有する
【注意点】DS-Lite同様ネットワークカメラ等、共有のグローバルIPv4アドレスでは利用できない場合がある。

特徴④グローバルIPv4アドレスを変更できない
【注意点】グローバルIPv4アドレスは共有のIPアドレスが固定で決められている為、変更することはできない。

特徴⑤複数のユーザでポートを分け合っている
【注意点】各回線契約者に240個のポート番号を割り振ることで、グローバルIPv4アドレスを複数のユーザーで共有できている。
その反面、ポート番号の利用が制限を超えるとポートが枯渇する場合がある。(可能性としては低い)

特徴⑥ルーターの機種によってはUPnP IGD(Universal Plug and Play Internet Gateway Device)を利用することができる
※同じネットワークで接続されている機器同士を簡単に接続できる機能
【注意点】UPnP IGDの利用でセキュリティ上の問題が発生する可能性がある為、
ルーターの初期設定が無効になっているか確認する必要がある。
ただ、有効になっている一部のP2Pのオンラインゲームができなくなる可能性がある。


それでは次にDS-Liteの特徴と注意点をみていきましょう。

DS-Lite方式の特徴と注意点


DS-Liteの特徴
DS-LiteもMAP-E同様、ヤフーやアマゾンなどIPv6に対応していない(IPv4のみ)WebサイトでもIPoE接続ができるようになり、
全てのサイトでインターネットを快適に利用できるようになる通信技術や、
各回線契約者で1つのグローバルIPv4アドレスを共有で使用しているところは同じです。

それではDS-Liteの特徴は何でしょうか。

わかりやすく理解できるように、DS-Liteの特徴と注意点をまとめてみました。

DS-Liteの特徴は、家庭内で使用していたプライベートIPv4アドレスから
グローバルIPv4アドレスへの変換を行うNAT機能が、VNE事業者側にあるということ、
MAP-Eでは変更できないグローバルIPv4アドレスがルーターの再起動を行うことで変更することができます。

ネコさや
DS-Liteの特徴と注意点をまとめました!


DS-Liteの特徴と注意点
特徴①VNE事業者側にNAT機能がある為、ポート転送(開放)ができない
【注意点】任意の番号のポート開放ができない為、ポートの特定が必要な一部オンラインゲームや、
ネットワークカメラの閲覧等のサービスが利用できない
※ただし、Xpassについては固定グローバルIPアドレス(770円/月)に申し込むことで利用可能

特徴②VNE事業者側のルーターにNAT機能があり、MAP-Eと比べると複雑な仕組みになる
【注意点】VNE事業者側のルーターには、より大規模なNATであるCGN(Carrier Grade NAT)に
類似する機能が必要な為、事業者側の運用はMAP-Eより複雑

特徴③複数の回線契約者で1つのグローバルIPv4アドレスを共有する
【注意点】MAP-E同様、ネットワークカメラ等、共有のグローバルIPv4アドレスでは利用できない場合がある。

特徴④グローバルIPv4アドレスを変更できる
【注意点】例えば、P2P通信の場合等に利用したいポート番号が他者に使用されている時、
ルーターを再起動するとグローバルIPv4アドレスを変更できる。
グローバルIPv4アドレスが変更になることで、該当のポート番号が他者に使用されていなければ使用できる。

特徴⑤複数のユーザでポートを分け合っている
【注意点】MAP-E同様、各回線契約者にポート番号を割り振ることで、グローバルIPv4アドレスを複数のユーザーで共有できている。
その反面、ポート番号の利用が制限を超えるとポートが枯渇する場合がある。(可能性としては低い)
ただ、公式には公開されていないがMAP-Eよりも割り当てられるポート番号が多い。(MAP-Eの場合は240個)


MAP-E方式とDS-Lite方式どちらがいいのか?


MAP-E方式(v6プラス)とDS-Lite方式(transix、Xpass)の違いや特徴について解説してきましたが、
どちらを選んだらいいのでしょうか。

IPv4 over IPv6という通信方式を実現する為の技術ということは同じなので、
Webサイトや動画を閲覧したりするだけでインターネットを利用している場合は、
特に個人でポートを開放する作業は必要ない為、どちらを選んでも問題ありません。


IPv4 over IPv6の手法は、各VNE事業者の戦略や運用形態により変わりますので、
こっちのほうが優秀というものではないんです。

人にとって利用方法は違う為、自分にあったものを選ぶといいでしょう。

自分にあったものが何かというと…

MAP-E方式(v6プラス)とDS-Lite方式(transix、Xpass)の大きな違いは、
ポートが解放できるか、できないかの部分です。

P2P系のオンラインゲームや、外出先からWebカメラの閲覧、VPN接続など、
ポート開放が必要になる場合があるサービスを利用する人は
ポート開放が可能なMAP-E方式(v6プラス)を選んだほうがよさそうです。



※横へスライドすると全ての項目が表示されます→
IPv6(IPoE)接続サービス名 通信技術​ ポート開放 IPv4アドレス​ 利用する為に必要な機器​
v6プラス(ブイロク プラス) MAP-E​​ 可能​​ 不可​​ NTT東西のHGWまたは
v6プラス対応Wi-Fiルーター​​
transix(トランジックス) DS-Lite 不可​​ 可能​​ transix(DS-Lite)対応Wi-Fiルータ​​ー
Xpass(クロスパス) DS-Lite 不可​​ 可能​​ NTT東西のHGWまたは
Xpass対応Wi-Fiルータ​ー


ネコさや
どれでもいい人はMAP-E(v6プラス)がおすすめです。
MAP-E(v6プラス)を取り扱っているプロバイダが多いので、
v6プラス対応ルーターを1つ持っておけば乗り換え時にもそのままルーターが使用できます。


v6プラス/transix/Xpassどれを選べばいい?


ここまで記事の内容を読んで気づいた人もいるかと思いますが、
結局、v6プラス、transix、Xpassといっても、通信技術のMAP-EまたはDS-Liteの部分で
それぞれできること、できないことが変わってくるので
MAP-EまたはDS-Liteどっちがいい?の部分と重なるところもあります。

IPv4 over IPv6という通信方式は一緒なので、MAP-EまたはDS-Liteというところを
気にして選ぶと、自分にはどれがいいのかわかってくるかと思います。

プロバイダによっては、この通信技術の記載がない場合がありますが、
enひかりはしっかり記載してくれているので選びやすいですよね。

自分専用の固定グローバルIPv4アドレスがほしい!という人は
v6プラスまたはXpassに追加で申し込むことで
利用できるポート数に制限がなくなり、約6万個以上のポートが使えるようになります。

ネコさや
それぞれ特徴があるので、まとめてみました!


v6プラスがおすすめな人
①ポート開放が必要なサービスを利用する人(対戦相手との通信を行うオンラインゲーム等※一部ポート番号制限により不可)
②乗り換え元の光回線がv6プラスの為変えたくない(GMOとくとくBB/ソネット光等から乗り換え)
③自分専用の固定グローバルIPv4アドレスがほしい(770円/月でポート番号の制限がなくなる)
④v6プラス対応ルーターをすでに持っている
⑤Wi-Fiルーターを持っていない (v6プラス申し込みでWi-Fiルーター1,100円購入可能キャンペーン実施中)
⑥どれに申し込むか迷っている(enひかりに聞いたところ、ほとんどの人がv6プラス申し込み)
⑦KDDI系列が好き(VNE事業者が日本ネットワークイネイブラー株式会社)​


transixがおすすめな人
①乗り換え元の光回線がtransixの為変えたくない(エキサイトMEC光/IIJmioひかり​から乗り換え)
②NTT系列が好き(VNE事業者がインターネットマルチフィード株式会社)​
③transix対応ルーターをすでに持っている


Xpassがおすすめな人
①乗り換え元の光回線がXpassの為変えたくない(楽天ひかりから乗り換え)
②自分専用の固定グローバルIPv4アドレスがほしい(770円/月でポート番号の制限がなくなる)
③Xpass対応ルーターをすでに持っている


ネコさや
固定IPアドレスに申し込みたいけど、v6プラスとXpassどっちがいい?という場合は、
みんそくの速度結果からオンラインゲームを楽しむ人はXpass、それ以外はv6プラスがおすすめです。
※記事作成時(実際の速度は環境に影響する為必ずしも速くなるとは限りません。)

参考:速度比較が出来る通信速度測定サイト
v6プラスの測定結果はこちら※上り下りが速い
Xpassの測定結果はこちら※Ping値がいい(低い)


用語がわからない!
●上り=SNS、YouTubeへ動画や写真を投稿する、メールを送信する、ファイルを共有する、オンライン会議をする(映像の送信)等
数値が大きいほど速い

●下り=WebサイトやSNS、YouTubeを閲覧する、オンラインゲームをする、メールを受信する、アプリをインストールする、
動画や画像などのデータをダウンロードする等。数値が大きいほど速い

●Mbps(メガビーピーエス)=1秒間にデータを送受信できる容量を表す単位。数値が大きいほど速い

●Ping値=操作をしてからのタイムラグ。数値が小さいほど速い


\ほとんどの光回線では1,000円超えてる固定IPアドレスが770円で最安級!/


v6プラス/transix/Xpassどれにも申し込まなかったらどうなる?


v6プラス、transix、Xpassを利用していない場合はIPv6対応サイトも未対応サイトも(IPv4)通信速度の改善が期待できない
v6プラスやtransix、Xpassは有料オプション(198円/月)の為、
利用する場合は別途申し込む必要がありますが、
もし、どれにも申し込まなかったらどうなるのでしょうか。

v6プラス等を適用しない場合、IPv6対応サイトも含め全てのサイトにおいて
現在利用者が多く、混雑している従来の接続方式「IPv4 PPPoE接続」になり
特にたくさんの人が利用する夜間や土日などはインターネット回線が混みあってしまい、
インターネットの速度が低下してしまう可能性があります。

たまにインターネットが遅いという口コミをみます。

インターネットを利用する時の速さは、利用環境によってかなり変わるので、
どこに原因があるのか1つずつ確認をしないといけませんが、
原因の1つとしてIPv6(IPoE)接続にしていない、IPv4 PPPoE接続でインターネットを利用している場合があります。

198円でインターネットをいつでも快適に利用できるなら、
時間面でも精神面でもv6プラス、transix、Xpassいずれかに申し込むことをおすすめします。

ネコさや
IPv6接続を利用しないと、サイトや時間帯によってはインターネットが遅くなることがあります


なぜenひかりの場合はv6プラス/transix/Xpassと3種類もあるのか?


他の光回線の場合は、通常はv6プラスやtransixなど1つしかありません。

でもenひかりの場合はv6プラス/transix/Xpassと3つから選択できます。

しかも通信品質などほとんど違いはありません。

それなのになぜ3つもあるのでしょうか?

実はv6プラスなどのサービスを提供している企業はenひかりなどのプロバイダではなく、
VNE(Virtual Network Enabler)と呼ばれる事業者が提供しています。

私たち一般ユーザーが契約するのは、インターネット接続に必要な「プロバイダ」と「光回線」を提供している事業者、
enひかりやおてがる光などになりますが、v6プラスなどのIPv6(IPoE)接続方式を利用した場合、
インターネット通信はプロバイダではなくVNEを通じて行われます。

v6プラスやtransixなどそれぞれのサービスはサービス名が違いますが、提供しているVNEもそれぞれ違います。

(まずありませんが)万が一、VNEが通信トラブルを起こした場合、他のVNE(例:v6プラス→transix)に変更することで、
通信トラブルによるリスクを最小限に抑えることができるというわけです。

よくある質問


Q1.対応していないHGW/Wi-Fiルーターを使用した場合は?


A1.例えばv6プラスに申し込んだ場合でも、v6プラスに対応していないHGWまたはWi-Fiルーターを利用した場合は
IPv6(IPoE)接続はできない為、従来のIPv4(PPPoE)接続となります。
その為、通信速度の改善は期待できません。

もし対応しているWi-Fiルーターを持っていない場合は、v6プラスとXpassであれば
NTTの機器であるHGWの無線LAN機能に申し込むことで、IPv6(IPoE)接続ができるようになります。
(ひかり電話利用の場合は220円/月、ひかり電話の利用がない場合は330円/月)

Q2.v6プラスなどのIPv6(IPoE)接続サービスはNURO光など独自回線も利用できる?


A2.NURO光やコミュファ光などの独自回線の場合はIPv6(IPoE)接続は利用できません。
v6プラスやtransixつうは、NTTフレッツ網を利用するユーザ向けの接続サービスですので
フレッツ光回線を利用しているenひかりやドコモ光、ソフトバンク光などの光コラボなどで利用可能です。

Q3.v6プラス、transix、xpassと併用はできる?


A3.併用はできません。
技術的な理由から、私たちユーザーが利用できるVNE事業者は1社だけという制約がありますので、
ひとつの回線契約で同時に複数のVNEと契約することはできません。

Q4.迷っているからv6プラス、transix、xpassに後で申し込むことはできる?


A4.後で申し込むことはできます。
ただ、後から申し込む場合は初期費用2,200円(税込)がかかってしまいます。
enひかりと同時に申し込んだ場合は無料です。

まとめ


enひかりのv6プラス、transix、Xpassの違いや通信技術のMAP-EとDS-Liteの違い、
おすすめの選び方ついて徹底解説しました。

3種類ともIPv6(IPoE)接続、つまりどのWebサイトでも通信速度の改善が期待できる部分は同じですが
大きな違いとして、下記の3つが違います。

v6プラス・transix・Xpassの違いはこの3点
①v6プラスなどのサービス名が違う
②それぞれ利用できる機器(Wi-Fiルーター/HGW)が違う
③通信技術が違う(MAP-EまたはDS-Lite)

特に通信技術の違いにより、出来ることがそれぞれ違ってきます。

IPv4 over IPv6の手法は、各VNE事業者の戦略や運用形態により変わりますので、
こっちのほうが優秀というものではないですが、人にとって利用方法は違う為、自分にあったものを選ぶといいでしょう。

オンラインゲームやVPN接続を利用する人はポート開放ができて、
対応しているWi-Fiルーターやプロバイダも多い、v6プラスがおすすめです。

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どれにするか迷っている人は、キャンペーンを利用して安くWi-Fiルーターを手に入れてください^^


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ネコさや

enひかりについてもっと知りたい!という人向けに下記の記事で詳しく解説しています!



v6プラスについて参考にした資料です。もっと知りたい!という人はこの資料がとても参考になります。



だいふく
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