【マンション】インターネット工事が不要/必要/無派遣工事になるのはどんな時?

 

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光コンセントがあればインターネットの工事が不要になると思っていませんか?

つい先日、私の元に「光コンセントがあれば余程のことがない限り、工事費がかからないと代理店から言われたが、NTT側からは派遣工事が必要と言われた。不信感しかないけどどうしたらいいのか?という問い合わせがありました。

確かに、光コンセントがあれば工事不要(無派遣工事)になる可能性が高いんですが、実はすでに光コンセントがあるマンションでも工事が必要な場合があるんです。

どんな時に工事が不要(無派遣工事)または必要になるのでしょうか?

この記事は下記のような方におすすめ
  • マンションのインターネット回線の工事が不要/必要になるケースについて知りたい
  • 光コンセントがマンションにあったが、派遣工事が必要と言われた
  • 光回線が引き込み済なのか確認したい
  • マンションでおすすめの光回線と選ぶポイントを知りたい
  • 工事が不要または必要なのかを確認する方法を知りたい
  •  

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    目次

    インターネット工事が【不要/無派遣工事】になる6つのケース

    どんな時にインターネット工事が不要(無派遣工事)になるのでしょうか?

    インターネットの利用契約をする際に、できれば工事が必要か不要なのか確認はしておきたいですよね。

    固定回線(光回線またはケーブルテレビ回線)を使う時には、基本的には開通工事が必要ですが、引っ越し先のマンションの回線の引き込み状況や環境で工事内容が変わります。


    工事が不要(または無派遣工事)になる6つのケース

    ①光コンセントがある
    ②LANコンセントがある
    ③モジュラージャックがある
    ④転用
    ⑤事業者変更
    ⑥モバイル回線を利用する


    だいふく
    無派遣工事ってなに?


    ネコさや
    無派遣工事とは、工事担当者が自宅には来ない工事のことを指すんだよ。
    もっと詳しく知りたい場合はこちら[無派遣工事とは?]をみてね

    それでは6つのケースについて1つずつ詳しく見ていきましょう。

    ①光コンセントがある(無派遣工事)

    光コンセントは一体型と分離型と2種類ある。どちらのタイプでも性能の違いはない。

    引っ越し先のマンションの部屋に、すでにNTT回線の光コンセントがある場合は、インターネット工事が無派遣工事になる可能性が高くなります。

    光コンセントとは、光回線(光ファイバーケーブル)を部屋まで引き込む光回線用コンセントのことです。

    一体型と分離型の2種類のタイプがありますが、どちらも自宅に引き込んだ光回線と、ONU(光回線終端装置)またはHGW(ホームゲートウェイ)を接続する為の差込口で、一体型も分離型も2種類とも性能の違いはありません。

    光回線をダイレクトに各部屋まで配線しているため、安定した高速通信でインターネットを利用できます。

    横へスライドすると全ての項目が表示されます→
    光コンセントの種類 形状 置き場所
    一体型 電気のコンセントやテレビのアンテナ端子、
    電話回線のモジュラージャックなどと一体になっている(既存配管を利用)
    壁に設置
    (リビング/
    エアコン)
    分離型 後から工事を行った為、
    光コンセントだけ独立して分離している。
    壁にネジ留め/
    床に直置き

    ネコさや
    最近の新築マンションはインターネット環境が最初から整備されていることが多く、"一体型"が主流です。

    光コンセントがどれかわからない!

    光コンセントには「光」「光コンセントSC」「光コンセント」「NTT」等と文字がありリビングのコンセントや電話回線のモジュラージャック、テレビのアンテナ端子、エアコンのダクト周辺などに設置されている可能性が高いです。


    ただ、光コンセントがあっても工事が発生する場合があります。
    詳しくは[インターネット工事が【必要】になる6つのケース]ー[②光コンセントがある(光配線方式)]をご確認ください。

    ②LANコンセントがある(無派遣工事)

    LANコンセントにはLANと文字がある

    引っ越し先のマンションの部屋にすでにNTTのLANコンセントがある場合は、インターネット工事が無派遣工事になる可能性が高くなります。

    LANコンセントとは、光回線(光ファイバーケーブル)をマンションの共用スペース(MDF室等)まで引き込んだ後、有線LANケーブルを部屋まで引き込む専用コンセントのことです。

    共用スペースから部屋まで引き込んだ有線LANケーブルとWi-Fiルーターまたは直接パソコンと接続するための差込口で、LANケーブルを接続するLANポートと同じ形状です。

    LANという文字があります。

    共用スペースまでは光回線(光ファイバーケーブル)、共用スペースから部屋まではLANケーブルで引き込むため、光回線をダイレクトに部屋まで引き込んだ光コンセントより通信速度は劣りますが、引き込んでいるLANケーブルの性能(CAT5e以上)によっては光コンセントと同じ最大1Gbpsの速さで利用できます。


    ネコさや
    LANコンセントタイプの場合は、共益費などにインターネット通信費が含まれていたり、契約会社が決まっていたり、共用スペースにONUが設置されていますので、管理会社に事前にご確認ください。


    LANケーブルによって最大速度は変わる

    マンション共用スペースから部屋まで引き込まれている
    LANケーブルの性能がCAT5(カテゴリー5)の場合は最大速度100Mbpsになってしまいます。
    これは内見ではわからないため、管理会社に聞いて確認をするしかありません。
    古いタイプのマンションだとCAT5の可能性があります。
    高速で利用したい場合はCAT5e以上の性能のLANケーブルが必要です。(マンション側の設備なので自分では変えれない)

    ※マンションの場合は利用人数等によっても遅くなる場合があります。
    詳しくはこちら【ここがポイント】マンションと光回線の選び方をご確認ください。

    ただし、LANコンセントがあっても工事が発生する場合があります。
    詳しくは[インターネット工事が【必要】になる6つのケース]ー[③LANコンセントがある(LAN配線方式)]をご確認ください。

    ③モジュラージャックがある(無派遣工事)

    インターネット用のモジュラージャック(固定電話の差込口)には電話機やTEL等の文字がある

    引っ越し先のマンションの部屋にすでにNTTのモジュラージャック(固定電話の差込口)がある場合は、インターネット工事が無派遣工事になる可能性が高くなります。

    モジュラージャックとは、光回線(光ファイバーケーブル)をマンションの共用スペース(MDF室等)まで引き込んだ後、VDSLと呼ばれる電話回線用ケーブルを部屋まで引き込むコンセントのことです。

    電話回線用のモジュラージャックと同様の形状です。

    電話機やTELいう文字があり、VDSLモデムを接続してそこから有線LANケーブルまたはWi-Fiルーターとパソコンを接続してインターネットを利用します。

    最大通信速度が100Mbpsで、光コンセントやLANコンセントとよりも速さは劣ります。

    ネコさや
    モジュラージャックのタイプの場合は共益費などにインターネット通信費が含まれていたり、契約会社が決まっていたり、共用スペースにONUが設置されていますので、管理会社に事前にご確認ください。


    ただし、モジュラージャックがあっても工事が発生する場合があります。
    詳しくは[インターネット工事が【必要】になる6つのケース]ー[④モジュラージャックがある(VDSL方式)]をご確認ください。

    ④転用(工事不要)

    転用とはフレッツ光からドコモ光やソフトバンク光などの光コラボレーションに乗り換えること

    転用の場合は工事は不要です。

    転用とは、現在フレッツ光を使用していて、ドコモ光やソフトバンク光などの光コラボレーション(光コラボ)に乗り換えることを指します。

    光コラボはフレッツ光のNTT回線を使用するため、フレッツ光をすでに利用している場合は、工事が不要で乗り換えることができるというわけです。

    このパターンは、引っ越し先のマンションではなく現在も引き続き同じマンションに住んでいる場合で、別の光回線に乗り換える場合に限ります。

    ネコさや
    NURO光/auひかり/eoひかり/コミュファ光等はNTT回線ではなく、独自回線を使用している為「転用」のケースには当てはまりません。

     

    ⑤事業者変更(工事不要)

    事業者変更とは光コラボレーションから光コラボレーションへ乗り換えること

    事業者変更の場合は工事は不要です。

    事業者変更とは、現在ドコモ光やソフトバンク光などの光コラボレーション(光コラボ)を使用していて別の光コラボに乗り換えることを指します。

    光コラボはNTT回線を使用するため、光コラボ間であれば工事は不要で乗り換えることができます。

    このパターンは、引っ越し先のマンションではなく現在も引き続き同じマンションに住んでいる場合で、別の光回線に乗り換える場合に限ります。

    光コラボとは?
    光コラボレーション(光コラボ)とは①プロバイダ+②フレッツ光の回線を提供+③独自サービスを提供している光回線のことを光コラボと呼びます。

    光コラボレーション(光コラボ)とは「NTTが提供しているフレッツ光の回線を借りて、インターネットにつなげる役割である①プロバイダ」と、そのつなげた「フレッツ光の②光回線を私たちに提供するサービス」と「③独自のサービスをあわせて提供する」光回線のことを呼びます。

     

    ネコさや

    転用/事業者変更の時はIPv6サービスの切り替えでトラブルが発生する場合があります。
    下記の記事では"v6プラス"への切り替えトラブル事例について原因と対応策について紹介していますが、他のIPv6サービス(transixやXpassなど)にも当てはまる事例です。

     

     

    ⑥モバイル回線を利用する(工事不要)

    モバイル回線を利用する場合は工事は不要です。

    モバイル回線とは、スマホキャリアの電波を利用してインターネット通信を行うことを指します。

    機器が届いたその日からインターネットがすぐに利用できます。

    持ち運びができる手軽さや、無線で複数台同時接続、安定した高速通信で利用もできるため、最近では光回線とあわせて人気があります。

    また、光回線の利用エリア外や工事が出来ないマンション、短期間で引っ越す予定がある方にもおすすめです。

     

    ネコさや
    自宅に設置して使用する"ホームルーター"と、外でもどこでも使える"モバイルWi-FIルーター"が人気です。
    横へスライドすると全ての項目が表示されます→
    機器 回線 特徴 速度
    ホームルーター ドコモやauなどのスマホキャリア回線 ①工事不要
    ②コンセントに挿せればどこでも使える
    ③データ量無制限使い放題
    ④高速通信
    最大4.2Gbps
    モバイル
    Wi-Fiルーター
    ドコモやauなどのスマホキャリア回線/
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    ①工事不要
    ②外でも使える
    ③データ量無制限使い放題
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    どちらがいいのか迷う…という方向けに工事や毎月の料金、通信品質など7つの項目について徹底比較をしていきます。
    「どちらがいいのか決められない…」という方向けのおすすめの方法もあります!
    ※画像をクリックするとYouTubeの動画がひらきます。

     

    ネコさや
    工事が不要または無派遣工事になる6つのケースについて見てきました。
    それではインターネット工事が必要な場合はどんな時でしょうか?

    インターネット工事が【必要】になる6つのケース

    どんな時にインターネット工事が必要になるのでしょうか?

    光コンセントがあれば工事は必要ないのでしょうか?

    実は、マンションの場合は引っ越し先のマンションの回線の引き込み状況や環境により、工事が必要になる場合が結構あります。

    事前に必要になるケースについて確認をしておきましょう。



    工事が必要になる6つのケース

    ①光コンセント/LANコンセント/モジュラージャックがない
    ②光コンセントがある(光配線方式)
    ③LANコンセントがある(LAN配線方式)
    ④モジュラージャックがある(VDSL方式)
    ⑤インターネットと同時に光テレビ等も申し込む
    ⑥独自回線、電力回線系に申し込む(NURO光/auひかり/コミュファ光等)

    ※②③④の場合は[マンション共用部分のみの工事]または[無派遣工事]のどちらかになる可能性が高い


    ネコさや
    無派遣工事とは、工事担当者が自宅には来ない工事のことを指します。
    もっと詳しく知りたい場合はこちら[無派遣工事とは?]をご覧ください

    それでは6つの場合について1つずつ詳しく見ていきましょう。


    ①光コンセント/LANコンセント/モジュラージャックがない

    光コンセントもLANコンセントもモジュラージャックもない場合は光回線の工事が必要

    引っ越し先のマンションの部屋に、NTT回線の光コンセント/LANコンセント/モジュラージャックのいずれもない場合はインターネット回線の工事が必要です。

    最近は光回線を利用している人も増えてきているため、いずれも部屋にないのはあまりないかと思いますが、ない場合は工事が必要です。

    ただ、もし工事が必要な場合、工事を行っていいのかはマンション側の判断になりますので、必ず事前に工事を行っても問題ないか管理会社にご確認ください。


    [CATV対応]マンションの場合

    マンションの設備に[CATV(ケーブルテレビ)]と記載がある場合があります。
    その場合、CATV会社が提供しているインターネット接続サービスを利用できる場合があります。
    ただ、ケーブルテレビ回線でインターネットを利用するには、地上波では放送していないCATVの加入が必須の場合があります。
    セットだとインターネット料金は安くなることが多いですが、合計金額は高くなります。
    マンションによって契約状況が違うため、管理会社にご確認ください。

    ※ケーブルテレビ回線は同軸ケーブルでの接続のため、光回線より速度は遅いです。
    詳しくはこちら[マンションでインターネットを利用するには3種類ある]をご確認ください。

    ②光コンセントがある(光配線方式)

    引っ越し先のマンションにすでにNTT回線の光コンセントがある場合でも、光回線(光ファイバーケーブル)の状態によりマンション建物内等への派遣工事が必要になります。

    光コンセントの有無は自分でも確認できますが、マンション建物内に引き込まれている光回線の状況はNTT側じゃないとわからず、管理会社でも判断できないため、最終的にはNTT側の判断になります。

    光回線に申し込んだあと、プロバイダ等から工事の派遣の有無について案内があります。(派遣工事の必要な理由等はNTT側じゃないとわかりません)


    こんな時は光コンセントがあっても工事が必要!

    1.新築マンションで今まで誰も光回線を利用したことがない
    (光ファイバーケーブルがマンション共用スペースまでは引き込まているが、部屋まで引き込まれていない)
    2.光ファイバーケーブルが途中で断線している
    3.設置されたのがかなり前(劣化している可能性)
    4.マンション内の光ファイバーケーブルが撤去されている
    5.NTT側に工事済のデータが残っていない(NTT側の記載漏れ)
    6.前入居者が回線撤去の依頼をした
    7.設備がNTTのものではない(auひかりなどKDDIのものだった等)


    ネコさや
    申込後じゃないと工事の最終有無はわからないため、早めに申し込みをして工事がどうなるのか確認をしておくと安心です。
    工事前であればキャンセルも可能です。

    ③LANコンセントがある(LAN配線方式)

    引っ越し先のマンションにすでにNTTのLANコンセントがある場合でも、光ファイバーケーブルやLANケーブルの状態によりマンション建物内等への派遣工事が必要になります。

    LANコンセントの有無は自分でも確認できますが、マンション建物内に引き込まれているケーブルの状況はNTT側じゃないとわからず、管理会社でも判断できないため、最終的にはNTT側の判断になります。

    光回線に申し込んだあと、プロバイダ等から工事の派遣の有無について案内があります。(派遣工事の必要な理由等はNTT側じゃないとわかりません)

    また、LANコンセントの場合はマンション共益費にインターネット料金込みの場合があります。

    マンション共用室にONU(光回線終端装置)が設置されていますので、管理会社に事前にご確認ください。


    LANコンセントがあっても工事が必要と言われる場合

    1.ケーブルが途中で断線している
    2.設置されたのがかなり前(劣化している可能性)
    3.マンション内の光ファイバーケーブルまたはLANケーブルが撤去されている
    4.NTT側に工事済のデータが残っていない(NTT側の記載漏れ等)
    5.前入居者が回線撤去の依頼をした
    6.設備がNTTのものではない(auひかりなどKDDIのものだった等)

    ④モジュラージャックがある(VDSL方式)

    引っ越し先のマンションにすでにNTTのモジュラージャックがある場合でも、光ファイバーケーブルやVDSLと呼ばれる電話回線用ケーブルの状態によりマンション建物内等への派遣工事が必要になります。

    モジュラージャックの有無は自分でも確認できますが、マンション建物内に引き込まれているケーブルの状況はNTT側じゃないとわからず、管理会社でも判断できないため、最終的にはNTT側の判断になります。

    光回線に申し込んだあと、プロバイダ等から工事の派遣の有無について案内があります。(派遣工事の必要な理由等はNTT側じゃないとわかりません)

    また、モジュラージャックの場合はマンション共益費にインターネット料金込みの場合があります。

    マンション共用室にONU(光回線終端装置)が設置されていますので、管理会社に事前にご確認ください。


    モジュラージャックがあっても工事が必要と言われる場合

    1.ケーブルが途中で断線している
    2.設置されたのがかなり前(劣化している可能性)
    3.マンション内の光ファイバーケーブルまたはVDSLと呼ばれる電話回線用ケーブルが撤去されている
    4.NTT側に工事済のデータが残っていない(NTT側の記載漏れ等)
    5.前入居者が回線撤去の依頼をした
    6.設備がNTTのものではない(auひかりなどKDDIのものだった等)
    7.一度も光回線を使用していない(ADSLまたは固定電話を使用等)

    だいふく
    ADSLとVDSLの違いってなに?
    同じモジュラージャックの差込口を使うんだよね?

    ネコさや
    そうなの、確かにわかりにくいよね。
    ■ADSL=全てが電話回線
    ■VDSL=マンションの共用スペースまでは光ファイバーで、各部屋まで電話回線
    VDSLのほうが光ファイバー(光回線)を使用しているから、ADSLよりは通信速度は速いんだよ


    ADSLとは?

    ADSLとは、電話回線(メタルケーブル)を利用してインターネット接続を利用できるサービスです。
    電話回線で電話とインターネット接続ができるため、訪問工事の必要もなく、安く利用できる為以前はたくさんの人に利用されていました。今は光回線(光ファイバーケーブル)が主流の為、ADSLの新規受付はすでに停止、2024年までには全てのサービスが終了します。

    ⑤インターネットと同時に光テレビ等も申し込む

    インターネットと同時に光テレビ(フレッツテレビ)等も申し込む場合は、工事が必要です。

    工事担当者がテレビの信号等を確認するため、派遣工事が必要です。


    ネコさや
    フレッツテレビはアンテナ不要で、地デジ・BS・新4K8K衛星放送を見ることができるNTTのサービスです

    ⑥独自回線、電力系回線に申し込む(NURO光/auひかり/コミュファ光等)

    NURO光などの独自回線やコミュファ光などの電力系回線の場合は必ず工事が必要です。

    例えばNURO光の場合、すでに自社の再利用できる光コンセントがある場合でも、原則設備の再利用は不可のため、一律で宅内・屋外の二度の開通工事があり、NURO光専用の光ケーブルを新しく引き込みする形となります。

    再利用するケースもあるみたいですが、工事費の減額などはなく、通常通りの流れでの予約、提供までの期間についても変わりません。(再利用可否は申し込み後の各工事日当日に工事担当者が判断)

    ただ、工事内容により、工事日自体は前後する可能性があります。


    必ず工事が必要な独自回線や電力系の光回線

    ・NURO光
    ・Fonひかり
    ・auひかり
    ・コミュファ光
    ・eo光
    ・ピカラ光
    ・メガ・エッグ 光ベーシック
    ・BBIQ
    ・auひかり ちゅら 等

    ネコさや
    光コンセントは回線提供者の資産です。
    そのため、NTTのものであれば光コラボであるドコモ光などは使用できますが、独自回線や電力系の場合は他社の資産となるため、再利用はできません。


    工事が必要なケースと不要なケース(無派遣工事)を見てきました。

    マンションの場合はインターネット完備やインターネット対応など、マンション側ですでに何かしら対応している場合もあります。

    個人で選ぶ場合は光回線が人気ですが、実はインターネットには他にも種類があるんです。

     

     

    ネコさや

    「インターネットの速度が遅くてイライラする」と悩んでいる方は10ギガの光回線に乗り換えすると解決できる可能性があります!マンションでも少しずつ利用可能エリアを拡大しています。

     

    マンションでインターネットを利用するには3種類ある

    マンションでインターネットを利用するには、光回線・ケーブルテレビ回線・モバイル回線の3つの種類があります。

    通信速度が速く、安定して利用できるのは光回線のため、最近では光回線を選択する人がほとんどです。

    ただ、マンションの状況によっては光回線でも速度が遅い場合や、建物の構造上光回線自体を利用できない、最初から導入設備が決まっている等、様々なパターンがマンションにはありますのでインターネット回線を選ぶ時にはご注意ください。

    横へスライドすると全ての項目が表示されます→
    種類 回線 速度 特徴
    光回線 光ファイバー 最大1Gbps※1 通信速度が速い/
    工事必要
    ドコモ光
    GMOとくとくBB光
    ケーブルテレビ回線 同軸ケーブル 最大下り1Gbps/上り100Mbps テレビとセットで安くなる/工事必要 J:COM NET※2
    モバイル
    回線
    スマホキャリア/WiMAX2+ 最大下り4.2Gbps 工事不要ですぐに使える ドコモhome5G(ホームルーター)/
    GMOとくとくBB(モバイルWiMAX)

    ※1 配線方式やLANケーブルの性能により100Mbpsの場合もあり 
    ※2 スマートお得NET 1Gプランの倍



    ネコさや
    ADSL回線(電話回線)の新規受付はすでに停止、2024年までには全てのサービスが終了するためここでは省いています。


    自宅でインターネットを利用する場合は、速度と安定の面から光回線がおすすめです。

    ただ、マンションで光回線を利用する際には、知っておいたほうがいいことがあります。

    それが[接続方式]です。

    接続方式を知っておかないと、遅い速度で利用しないといけなくなる可能性があります。

    光回線には3つの接続方式がある

    マンションでインターネットを利用するには、光回線/ケーブルテレビ回線/モバイル回線と3種類あり、光回線が1番安定した高速通信ですが、光回線であればストレスなく利用できるのでしょうか?

    実は、そうとは限りません。

    マンションの場合で光回線を利用する場合は3つの接続方式があり、それぞれで速さが違ってくるんです。


    ネコさや
    マンションで光回線を利用する場合は、3つのうちどれかの接続方式でインターネットを利用します

    横へスライドすると全ての項目が表示されます→
    接続方式 配線方式 使用ケーブル 速度
    ①光コンセント 光配線方式 光ファイバーケーブル 最大1Gbps
    ②LANコンセント LAN配線方式 光ファイバーケーブルと
    有線LANケーブル
    最大1Gbps※1
    ③モジュラージャック VDSL方式 光ファイバーケーブルと
    電話回線用ケーブル
    最大100Mbps

    ※1 LANケーブルの性能により100Mbpsの可能性もあります。


    光配線方式であれば高速通信が期待できますが、利用人数や時間帯等によっては速度が遅くなる可能性があります。


    どの接続方式が1番速い?

    光配線方式が1番速く、安定した高速通信でインターネットを利用できます。
    光配線方式>LAN配線方式>VDSL方式の順番です。

    無派遣工事とは?

    引っ越し先のマンションの部屋にすでにNTT回線の光コンセント等ある場合は無派遣工事になる可能性が高いですが、無派遣工事とはどのような工事になるのでしょうか。


    無派遣工事になる場合

    ①光コンセントがある(光配線方式)
    ②LANコンセントがある(LAN配線方式)
    ③モジュラージャックがある(VDSL方式)
    ※いずれもNTTのもの


    無派遣工事とは、マンション建物内の配線設備等を再利用し、NTT局舎内だけ工事を行うことをさします。

    マンション建物内の工事は必要ないので、工事担当者がマンションには来ません。

    ただ、無派遣工事の場合は自宅で使用するONUやWi-Fiルーターなどの機器への設置や設定は自分で行う必要があります。

    設定といっても、ケーブル同士で接続するだけなので、そこまで複雑ではありません。

    通常は、NTT局舎内での工事前までにNTT機器(ONUやVDSLモデム等)が自宅に届くため、プロバイダから案内がある日に箱に入っているケーブルで各コンセント(光コンセント/LANコンセント/モジュラージャック)とNTT機器を接続し、ACアダプタで電源を入れるだけです。

    複雑な作業ではないため、心配することはありません。

    その後、開通したらWi-Fiルーターの設置を行いますが、Wi-Fiルーターもとても簡単です。

    下記の記事で解説しているので、参考にしてみてください。

    ネコさや
    無派遣工事でも外部からの引き込み工事が不要なだけで、NTT局内工事は必要ですので費用が発生します。
    (工事費:税込2,200円)
    ただ、工事費が申し込む光回線によっては実質無料だったり派遣工事と同等の金額の場合がありますので、申し込む光回線をご確認ください。


    無派遣工事の場合の注意点

    ①無派遣工事の場合でも通常の派遣工事と同じ費用が発生する場合がある
    (2,200円の場合が多いですが、例えばソネット光プラスの場合は実質無料ですが26,400円かかります。)
    ②無派遣工事だからといって一連の作業の流れが早くなるわけではない
    ③派遣工事の有無は申し込み後にNTTが判別する
    ④外部からの引き込み工事が不要なだけで、NTT内での局内工事(税込2,200円)は必要
    ⑤プロバイダから必要機器が送られてくるため、自分で設置する

    引っ越し先のマンションの工事が不要か確認する方法

    マンションの場合、インターネットの工事の有無等はマンションの状況に左右されます。

    新築であれば光コンセントがすでに設置されていますが、工事は必要な場合が多いです。(光ファイバーケーブルが部屋まで引き込まれていない)

    また、マンションの築年数がたっていたり、前の居住者がいる場合では変わってきます。

    自分で事前に確認できる方法としては、下記の方法があります。

    コンセントが設置されている場所

    ①コンセントがあるのか確認する
    ②大家または管理会社に確認する
    ③実際に申し込んで確認する

    それでは1つずつ見ていきましょう。

    ネコさや
    光回線が利用できるエリアなのか念のため確認をしておきましょう。
    光コラボであれば全国で利用できますが、NURO光など独自回線や電力系は利用エリアや利用可能マンションが限定されます。
    【NTT東日本エリア】利用できるかここから確認する
    【NTT西日本エリア】 利用できるかここから確認する

    STEP1. コンセントがあるのか確認する

    内見時などに光コンセント/LANコンセント/モジュラージャックがあるのか確認をします。

    光コンセントがあるのが1番いいです。

    各コンセントがあれば無派遣工事の可能性があり、光ファイバーケーブルがダイレクトに部屋まで引き込めるため、高速で安定した速さでインターネットを利用できます。

    でも、どこまで光ファイバーケーブルが引き込まれているのかわからないため、STEP2の大家または管理会社への確認事項を聞いておくと安心です。

    STEP2. 大家または管理会社に確認する

    コンセントがあるのが確認できても、建物内の状況は自分だけではわからない部分があります。

    NTT側じゃないとわからない部分もありますが、まずは大家または管理会社に確認をしてみましょう。

    確認しておきたい事項

    ①各部屋への配線方式(光配線方式/LAN配線方式/VDSL方式)→通信速度に影響
    ②すでに配線されている場合はNTT回線なのか(独自回線または電力系なのか)→工事有無に影響
    ③大家がまとめてインターネット料金を支払っている場合、ONUが共用スペースにあるのか→インターネットの利用方法について確認
    ④コンセントがない場合、工事を行っても問題ないか→建物の構造上や大家が許可しない等大丈夫か確認
    ⑤退去時に光回線の撤去は必要なのか→基本は現状回復が多いが、最終的にはマンション側の判断になる
    ⑥【光配線方式の場合】光ファイバーケーブルがどこまで引き込まれているのか(マンション共用部までなのか、部屋まで引き込み済なのか)→工事有無に影響
    ⑦【LAN配線方式の場合】(可能であれば)LANケーブルの性能→通信速度に影響

    STEP.3 実際に申し込んで工事が必要か確認する

    工事が必要かどうか、派遣工事なのか無派遣工事になるのか、最終的にはNTT側の判断になります。

    実際に申し込んだ後じゃないと、マンション内部の環境はわからない為、実際に申し込んでみて確認するしかありません。

    工事に入る前であれば無料でキャンセルは可能ですので、状況に応じて最終決定は確認後にすることができます。

    【ここがポイント】マンションと光回線の選び方

    IPv4 PPPoEとIPv6 IPoe接続の違い

    ここまで、工事の必要/不要な場合や、通信速度に影響する配線方式など見てきましたが、いろいろありすぎてよくわからない…という方も多いのではないでしょうか。

    でも大丈夫です。

    シンプルにこのポイントだけ見て選べば問題が発生する可能性は低いです。

    ここを見て選ぶと間違いない!

    【マンションで見るポイント】光コンセントがある

    【光回線を選ぶポイント】
    ①工事費無料
    ②IPv6(IPoE)接続

    マンションの場合は[光コンセントがある]、光回線の場合は[工事費が無料&IPv6(IPoE)接続]を選ぶのがおすすめです。

    [IPv6(IPoE)接続]は一言でいうとインターネットをいつでも快適に利用できる接続のことです。

    光コンセントがあれば、光ファイバーケーブルは各部屋までダイレクトに引き込むことができるため、安定した高速通信でインターネットを利用できます。

    また、工事費が無料の光回線を選べば、工事費が発生することがあっても追加の費用はないので安心です。

    ただ、光コンセントがある場合でもマンション内の利用人数によっては安定した高速通信ができない場合があります。

    というのも、マンションの場合は1本の光ファイバーケーブルをみんなで分けあって使用するので、利用人数や時間帯によっては光コンセント(光配線方式)でも、LANコンセント(LAN配線方式)でも、モジュュラージャック(VDSL方式)でもほとんど変わらない場合もあります。

    [IPv6(IPoE)接続]の光回線であれば、遅い速度の部分はかなりカバーできるので、高速通信で利用したい場合は必ず[IPv6(IPoE)接続]の光回線を選ぶといいでしょう。



    IPv6(IPoE)接続がおすすめの理由
    • 夜間など混みあう時間でも、いつでも快適にインターネットを利用できる
    • 機器同士をつなげるだけ!接続ID/パスワードの設定は必要なく簡単にインターネットの設定が完了できる
      ※スマホ等をWi-Fiに接続する際にはWi-Fiのパスワード入力は必要です

     

    【おすすめの光回線】工事費無料&IPv6(IPoE)接続&Wi-Fiルーター込みでお得な光回線は?

    結論からいうと、工事費無料&IPv6(IPoE)接続&Wi-Fiルーター込みで最安値の光回線は…


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    マンションのインターネット工事についてよくある質問

     

    Q1.無派遣工事の場合は費用は安くなる?無料になる?

    A1.申し込む光回線によって変わります。
    無派遣工事の場合は2,200円(税込)が多いですが、ソネット光プラスの場合は、工事料金は一律同じ料金で月々分割でのお支払いとなります。(工事分の割引がある為実質は無料)
    無派遣工事の場合でも、派遣工事ありの場合でも、開通までの期間は同じで無派遣工事の場合早く開通するといったことはありません。(工事日自体が早くなる可能性はあります)

     

    Q2.マンションがVDSL方式の場合、速いと言われるNURO光やauひかりを選べば通信速度は速くなる?

    A2.残念ながら速くはなりません。
    電話回線用ケーブル自体の速さが最大速度100Mbpsのため、どの光回線に申し込んでも最大速度100Mbpsというのは変わりません。
    もしVDSL方式のマンションで光回線の速さを実感したい場合は[戸建てプラン]に申し込むことで可能です。
    戸建てプランに申し込めば電話回線用ケーブル(VDSL)は使わず、直接光回線を部屋まで引き込む[光回線方式]となり、戸建てのように光回線を自分の部屋だけで利用することができるため、利用人数によって速度が低下することもありません。
    ただ、下記の注意点があります。
    ①戸建てタイプのため、マンションタイプより月額料金が高い
    ②工事が必要になるため、大家さんの許可が必要になる
    また、退去時の撤去作業も必要になるのか、事前に確認をしておく必要があります。

     

    Q3.光コンセントがあるマンションでもインターネットを利用できるまで時間がかかる?

    A3.かかる場合があります。
    光コンセントがあっても混みあう時期や工事が必要だったりすると、1ヵ月程度かかる場合があります。
    工事の派遣有無はNTT側での最終判断となりますが、もし無派遣工事になる場合は少し早まるかもしれません。

     

    Q4.工事済みであれば、どの光回線に申し込んでもいい?

    A4.光コンセントや光回線は回線提供者の資産になるので、どの会社が工事を行ったかによって、工事済の回線を再利用できるのか変わります。
    例えばNTTが工事を行ったのであれば、光コラボであるドコモ光やソフトバンク光、ソネット光などは申し込んでも再利用できますが、 NURO光などの独自回線やeo光やコミュファ光などの電力系の場合は、他社(NTT)の資産となるため、再利用はできません。
    新たに工事が必要になります。

     

    Q5.性能がいいWi-Fiルーターを使えば通信速度は速くなる?

    A5.通信速度はWi-Fiルーターの性能も影響するので、速くなることは期待できます。
    ただ、回線自体の最大通信速度は変わらない為、VDSL方式やLAN配線方式の場合でLANケーブルの性能がCAT5(カテゴリー5)の場合は最大速度100Mbpsになってしまいます。
    また、使用するパソコンやスマートフォン、使用環境等によっても速さは変わります。

     

    Q6.最大速度100Mbpsはインターネットを普通に利用できる速度?

    A6.インターネットを閲覧するぐらいであれば問題ないかと思います。
    ただ、回線をみんなで分けて利用するので、マンションでの利用人数が多かったり、時間帯によってはストレスを感じたりするかと思います。
    一般的には、下り(ダウンロード)の速さが実測値で100Mbps以上あれば、オンラインゲームも動画もストレスなく楽しめますが、最大速度100Mbpsは理論値となるため、実測値はもっと低くなるかと思います。
    解決策としては[IPv6(IPoE)接続]の光回線を選んでおけば、混みあう時間帯でも快適に利用できる可能性はあります。

     

    Q7.スマホ割りがある光回線を知りたい

    A7.スマホ別にお得な光回線を調査していますので、下記の記事を参考にしてみてください。(内訳もあり)

     

     

    Q8.光配線方式で部屋に個別にONUを設置した場合、月額料金は戸建てタイプ?マンションタイプ?

    A8.マンションタイプです。
    光配線方式の場合は、ダイレクトに部屋まで光配線を引き込みますが、戸建てタイプとの違いがあります。
    戸建てタイプは1本の光回線を独占できますが、マンションタイプは1本の光回線をみんなでシェアして使います。
    その為、光配線方式でもマンションタイプとなり、独占できる戸建てタイプより速度は劣ります。
    マンションでも条件により戸建てタイプを選択できる場合がありますが、その場合は光回線を独占して使用できることになります。

     

    Q9.今住んでいるマンションに光コンセントがないけど、光回線は利用できる?

    A9.光回線が利用できるのか、まずは利用可能エリアなのかを確認する必要があります。
    例えば、NTTフレッツ光やドコモ光などの光コラボの場合は下記より検索できます。

    【NTT東日本エリア】利用できるかここから確認する
    【NTT西日本エリア】 利用できるかここから確認する

    利用できるエリアというのが確認できたら、光回線の開通工事が必要になるためマンションの大家さんや管理会社に許可をとります。 2点クリアできたら、光回線を利用できます。

     

    Q10.工事ができない!工事が待てない!そんな時はどうすればいい?

    A10.工事不要で置くだけですぐにインターネットが利用できるホームルーターがおすすめです。
    ソフトバンクエアーであれば最大速度2.1Gbpsの為、安定した速度で快適に利用できるかと思います。
    工事ができたとしてもVDSL方式やLAN配線方式でLANケーブルの性能がCAT5(カテゴリー5)の場合は最大速度100Mbpsになる為、速度の改善をしたい!という方にもホームルーターはおすすめです。

     

    ネコさや
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    まとめ

    マンションでインターネット工事が不要/必要/無派遣工事になる場合について解説しました。

    マンションを選ぶ時に、インターネットのことについても考えないといけない時代ですよね。

    リモート作業も増えている為、インターネットが遅いとストレスがたまったり、仕事や学校の作業がはかどりません。

    マンションの接続方式に限らず、インターネット回線を選ぶ時は[工事費無料&IPv6(IPoE)接続無料]を選んでおけば間違いありません。

     

    ネコさや

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    ③v6プラス対応Wi-Fiルーターを持っていない→無料レンタル
    ④引っ越す予定がある→工事費実質無料
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    ネコさや

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